4日香港株=続伸して始まるか、米株高が支え

 4日の香港市場は続伸して始まるか。前日の米株式相場がハイテク株を中心に上昇した流れを引き継ぐと予想する。中国と米国の首脳協議が週内にも開かれ、貿易交渉が進展するとの期待も支えとなるだろう。

 ただ、前日のハンセン指数は10日移動平均線(3日大引け時点で23442.96ポイント)を超える水準では上値の重さが目立った。トランプ米政権による鉄鋼・アルミニウムに対する追加関税が4日に発動されることもあって、きょうも買い一巡後は様子見ムードが広がる展開がありそうだ。

 3日のNY株式相場はダウ平均が4営業日続伸、S&P500とナスダック総合も続伸した。人工知能(AI)需要拡大見通しを背景に、エヌビディアなどの半導体株が買われて相場をけん引した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は中国ネット通販大手のアリババ集団(09988)、保険大手の中国平安保険(02318)が香港終値を下回った半面、英金融大手のHSBC(00005)、香港公益株のホンコン・チャイナガス(00003)が上回って終えた。
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。