ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下値堅い

 12日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下値が堅い。24時時点では143.73円と22時時点(143.29円)と比べて44銭程度のドル高水準だった。21時30分過ぎに一時143.19円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。一時は4.33%台まで低下した米10年債利回りが4.38%台まで低下幅を縮めたことなどが相場を下支えした。

 ユーロドルは伸び悩み。24時時点では1.1581ドルと22時時点(1.1609ドル)と比べて0.0028ドル程度のユーロ安水準だった。21時30分過ぎに一時1.1631ドルと2021年10月以来の高値を付けたものの、買い一巡後は徐々に上値を切り下げた。米長期金利の低下が一服したことなどが相場の重し。

 ユーロ円も伸び悩み。24時時点では166.47円と22時時点(166.35円)と比べて12銭程度のユーロ高水準。21時30分過ぎに一時166.74円と昨年7月以来の高値を付けたものの、23時前には166.12円付近まで上値を切り下げた。ユーロドルにつれた動きとなった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.19円 - 144.57円
ユーロドル:1.1485ドル - 1.1631ドル
ユーロ円:165.50円 - 166.74円


(中村)
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