ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円 買い戻しが一服

 12日のニューヨーク外国為替市場でドル円は買い戻しが一服。2時時点では143.60円と24時時点(143.73円)と比べて13銭程度のドル安水準。143.19円を安値に調整の買い戻しが入ったが、143.90円近辺で戻りが一服。中東の地政学リスクの高まりへの懸念も重しに143.60円近辺に押し戻された。
 「イスラエルは近日中の対イラン軍事行動を検討」との報道が伝わった。また、トランプ米大統領は近い将来に自動車関税が引き上げられる可能性があると述べた。

 ユーロドルは小動き。2時時点では1.1576ドルと24時時点(1.1581ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準。2021年10月以来の高値を更新したユーロドルはやや調整売りが優勢となるも1.1560ドル台で下げ渋り、1.15ドル後半での小動きと下値の堅い動き。

 ユーロ円は2時時点で166.23円と24時時点(166.47円)と比べて24銭程度のユーロ安水準。ユーロドル同様に上昇が一服するも下値は堅く、166円前半で振幅。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.19円 - 144.57円
ユーロドル:1.1485ドル - 1.1631ドル
ユーロ円:165.50円 - 166.74円


(金)
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