ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、伸び悩み

 13日のニューヨーク外国為替市場でドル円は伸び悩み。24時時点では144.12円と22時時点(144.29円)と比べて17銭程度のドル安水準だった。中東情勢の緊迫を背景に「有事のドル買い」が先行すると、22時30分過ぎに一時144.48円と日通し高値を付けたものの、前日の高値144.57円が目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。
 なお、米株式市場でダウ平均は一時700ドル超下落した。

 ユーロドルは下げ渋り。24時時点では1.1544ドルと22時時点(1.1516ドル)と比べて0.0028ドル程度のユーロ高水準だった。欧州時間に一時1.1489ドルまで下落した反動が出て買い戻しが優勢となった。
 なお、23時発表の6月米ミシガン大学消費者態度指数速報値は60.5と予想の53.6を上回った一方、1年先の期待インフレ率は5.1%と予想の6.4%を大幅に下回った。5-10年先は4.1%と市場予想に一致した。

 ユーロ円は強含み。24時時点では166.38円と22時時点(166.17円)と比べて21銭程度のユーロ高水準。23時30分前に一時166.41円と日通し高値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.80円 -  144.48円
ユーロドル:1.1489ドル - 1.1614ドル
ユーロ円:164.95円 - 166.41円


(中村)
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