東京外国為替市場概況・17時 ユーロ円、買い戻し

 13日午後の東京外国為替市場でユーロ円は買い戻し。17時時点では165.87円と15時時点(165.47円)と比べて40銭程度のユーロ高水準だった。中東情勢の悪化を受けて東京午前に売られた反動から欧州勢がショートカバーで参入。一時166.04円付近まで持ち直し、ほぼ下落分を取り戻している。

 ドル円は下値が堅い。17時時点では143.79円と15時時点(143.52円)と比べて27銭程度のドル高水準だった。クロス円が全般買い戻されたことなどを支えに143円台後半をキープしている。時間外の米10年債利回りが低下幅を縮めたことも支え。

 ユーロドルは17時時点では1.1535ドルと15時時点(1.1529ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロスイスフランが買い戻されるなど地政学リスクを受けた動きが一巡したためユーロドルも1.15ドル台半ばまで下げ渋った。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:142.80円 - 143.87円
ユーロドル:1.1512ドル - 1.1614ドル
ユーロ円:164.95円 - 166.38円

(越後)
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