ニューヨーク外国為替市場概況・14日 ドル円、続伸

 14日のニューヨーク外国為替市場でドル円は続伸。終値は147.72円と前営業日NY終値(147.43円)と比べて29銭程度のドル高水準だった。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.44%台まで上昇すると円売り・ドル買いが進行。5時30分前に一時147.78円と6月23日以来の高値を付けた。
 ただ、本日は米経済指標の発表などもなく手掛かり材料に欠けたことから、一本調子で上昇する展開にはならなかった。市場では「明日15日発表の6月米消費者物価指数(CPI)の結果を見極めたい」との声も聞かれた。
 なお、トランプ米大統領は「金利は非常に高い」「インフレはない」「(金利)1%未満にすべきだ」などと述べたと伝わった。

 ユーロドルは4日続落。終値は1.1664ドルと前営業日NY終値(1.1689ドル)と比べて0.0025ドル程度のユーロ安水準となった。トランプ米大統領は12日、「欧州連合(EU)に8月1日から30%の関税を適用する」と表明したものの、市場では「単なる交渉手段に過ぎない」との受け止めから、ユーロ売りでの反応は限られた。20時30分前には1.1697ドル付近まで値を上げた。
 ただ、東京午前に付けた日通し高値1.1698ドルが目先レジスタンスとして意識されると上値が重くなった。米長期金利の上昇も相場の重しとなり、2時30分過ぎには1.1659ドル付近まで押し戻された。
 なお、トランプ米大統領は関税について「欧州を含め、いつでも協議に応じる」「欧州は米国に来るだろう。彼らは話し合いを望んでいる」などと語った。

 ユーロ円は小幅続伸。終値は172.32円と前営業日NY終値(172.30円)と比べて2銭程度のユーロ高水準。ドル円の上昇や米国株高に伴う円売り・ユーロ買いが出ると一時172.47円と昨年7月以来1年ぶりの高値を更新した。

本日の参考レンジ
ドル円:146.86円 - 147.78円
ユーロドル:1.1651ドル - 1.1698ドル
ユーロ円:171.60円 - 172.47円

(中村)
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