NY為替見通し=ドル円、再び方向感を探る動きに

 週明けのダウ先物、時間外の米長期金利が上昇したことも支えに、先週末に急落したドル円は買戻しが入っており、欧州勢参入後は148円台を回復した。ただ、米早期利下げ思惑の台頭で大きな反発は期待できないか。

 先週、注目の日米金融政策イベントはドル高・円安で反応し、ドル円は約4カ月ぶりの150円大台復帰を果たした。最近方向感に欠けていたドル円が短期的に上方向へのトレンドが形成したと思いきや、週末は予想比下振れの米雇用統計を受けて急落した。日米ともに金融政策見通しに不確実性が大きく、ドル円は再び方向感を探る動きに戻している。

 本日のNYタイムで予定されている経済指標は6月米製造業新規受注程度と手掛かりは限定的。トランプ米大統領の言動に引き続き注目。先週末の米雇用統計の結果を発表した後、トランプ氏は米労働省労働統計局(BLS)のエリカ・マッケンターファー局長を解任した。雇用統計ではこの3カ月に雇用者の伸びが大きく減速したことが示された。雇用統計の結果は利下げを強める材料ではあるが、トランプ氏にとってご自身の政策を否定する結果とも言えるので決してうれしいことではないのだ。トランプ氏は、8日付で辞任した米連邦準備制度理事会(FRB)のクーグラー理事の後任と、BLSの新局長今後数日以内に指名する方針を明らかにした。今回指名されるFRB理事が来年5月に任期満了となるパウエル議長の後任に就任する可能性もある。

・想定レンジ上限
 ドル円、日足一目均衡表・転換線148.39円や5日移動平均線148.82円近辺が上値めど。

・想定レンジ下限
 ドル円、本日これまでの安値147.06円が下値めど。

(金)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。