ゴールデンウェイ・ジャパン
PR

ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、方向感定まらず

 6日のニューヨーク外国為替市場でドル円は方向感が定まらなかった。2時時点では147.34円と24時時点(147.39円)と比べて5銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが4.27%後半まで急ピッチで上昇すると、147.20円台から147.66円まで買い戻しが一気に進んだ。もっとも、米長期金利が直ぐに上げ幅を縮小するとドル円も失速し、1時前には147.21円まで日通し安値を更新。一巡後は147.30円台を中心に上下している。

 ユーロドルは上昇一服。2時時点では1.1634ドルと24時時点(1.1627ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の上昇を受けたドル買いも、1.1623ドルまでの下押しに留まった。米金利の上昇幅縮小で再び強含み始め、1時頃には1.1648ドルまで日通し高値を更新。その後はドルスイスフランのドル買いも影響し、1.1630ドル台で上値を切り下げた。

 ドルスイスフランは、0.8049フランを本日安値に0.8079フラン前後まで切り返した。貿易協議で米国を訪れていたケラーズッター・スイス大統領が、関税合意に至らずにワシントンを去るとの報道が伝わった。

 ユーロ円は2時時点では171.43円と24時時点(171.37円)と比べて6銭程度のユーロ高水準だった。ドル円が買い戻されたタイミングで、171.65円まで本日レンジの上限を広げた。ドル円が伸び悩むと、171.40円台まで上値を切り下げている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.21円 - 147.89円
ユーロドル:1.1564ドル - 1.1648ドル
ユーロ円:170.62円 - 171.65円


(小針)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。