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ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、小安い

 6日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小安い。24時時点では147.39円と22時時点(147.44円)と比べて5銭程度のドル安水準だった。米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げへの期待から全般ドル売りが出やすい地合いとなり、23時前に一時147.24円と日通し安値を付けた。ただ、日足一目均衡表基準線が位置する147.12円がサポートとして意識されると下げ渋った。
 なお、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁は「経済は減速しており、対応する必要がある」「依然として年内に2回の利下げが妥当だと判断」などと述べたと伝わった。

 ユーロドルは小高い。24時時点では1.1627ドルと22時時点(1.1623ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。米早期利下げ観測の高まりを背景にドル売りが優勢になると、一時1.1637ドルと7月28日以来の高値を更新した。

 ユーロ円は24時時点では171.37円と22時時点(171.37円)とほぼ同水準だった。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.24円 - 147.89円
ユーロドル:1.1564ドル - 1.1637ドル
ユーロ円:170.62円 - 171.46円

(中村)
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