NY為替見通し=ドル円、今週これまでのレンジ内にとどまるか

 本日これまでのドル円は神経質ながら引き続き147円を挟んでの上下と方向感は出ていない。週末のNYタイムではムサレム米セントルイス連銀総裁の講演内容に注目も、主な米指標発表などは予定されておらず、今週これまでのレンジ(146.62円-148.09円)の中での動きが続くと見込んでいる。

 先週末の7月米雇用統計、7月ISM製造業景況指数に続いて今週に発表された7月ISM非製造業景況指数や新規失業保険申請件数なども予想より弱い結果となった。また、連邦準備制度理事会(FRB)関係者らの早期利下げを支持する発言が目立ち、先週末からのドルの重い動きが今週も続いている。ただ、昨日に発表されたニューヨーク連銀の最新調査でインフレ期待が上昇するなど、トランプ政権の高関税政策による物価上昇圧力が意識されており、積極的にドル売り地合いにもなりにくい。ドル円の下押し局面では実需の買いや短期筋の押し目買い意欲も強く底堅さも示されている。

 NYタイムでドル円は米長期金利や米株の動向を睨みながら147円台を中心とした小動きが続くと見込んでいる。ムサレム米セントルイス連銀総裁は7月に関税のインフレ高への懸念を示した。同氏は今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持っている。

・想定レンジ上限
 ドル円、4日の高値148.09円が上値めど。

・想定レンジ下限
 ドル円、5日安値146.62円が下値めど。

(金)
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