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欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、下値堅い

 11日の欧州外国為替市場でドル円は下値が堅い。20時時点では147.73円と17時時点(147.38円)と比べて35銭程度のドル高水準だった。欧州勢参入後に147.35円まで下落したものの、時間外の米10年債利回りの低下が一服すると147.70円台まで切り返すなど、総じて方向感が定まっていない。

 ユーロ円は買い戻し。20時時点では172.06円と17時時点(171.66円)と比べて40銭程度のユーロ高水準だった。欧州序盤に171.61円まで急ピッチで下げた反動から172円台を回復している。独長期金利が上昇に転じたことも支え。

 ユーロドルは20時時点では1.1647ドルと17時時点(1.1647ドル)とほぼ同水準だった。1.1639ドルまで下げた後も戻りは鈍い。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:147.35円 - 147.79円
ユーロドル:1.1639ドル - 1.1676ドル
ユーロ円:171.61円 - 172.20円


(越後)
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