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欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、強含み

 2日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。22時時点では148.82円と20時時点(148.59円)と比べて23銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが4.30%台まで上昇したことなどで、一時148.94円まで上値を伸ばして、200日移動平均線(※148.87円)を上回った。

 ユーロドルは弱含み。22時時点では1.1616ドルと20時時点(1.1632ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ安水準だった。米10年債利回りの上昇を受けて、1.1613ドルまで下値を広げた。
  ポンドドルは、スターマー政権の大幅な人事異動や増税への警戒感などから英国債が売られ、1.3340ドルまで下値を広げた。

 ユーロ円は22時時点では172.88円と20時時点(172.84円)と比べて4銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇に連れて173.20円前後まで強含む局面があったものの、ダウ先物が下げ幅を拡大したことやユーロドルの下落で上値の重い動きとなった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.05円 - 148.94円
ユーロドル:1.1613ドル - 1.1718ドル
ユーロ円:172.28円 - 173.41円


(山下)
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