ニューヨーク外国為替市場概況・28日 ドル円、8日ぶり反落
28日のニューヨーク外国為替市場でドル円は8営業日ぶりに反落。終値は152.11円と前営業日NY終値(152.88円)と比べて77銭程度のドル安水準だった。米財務省はこの日、ベッセント米財務長官が27日の日米財務相会談で日銀の金融政策に言及したことを明らかにした。市場では「米政府が円安の進行ペースや水準に懸念を抱いていることを示唆している」と受け止められ、アジア市場では一時151.76円まで下落した。
ただ、片山さつき財務相が日米財務相会談について「直接的に金融調節をどうすべきかの話はなかった」と述べたほか、「(日銀による利上げを)促すというようなことではなかったのではないかと思う」との認識を示すと下げ渋った。
NY市場に入ると、米長期金利に一喜一憂する展開。米長期金利が上昇した場面では152.37円付近まで上げたものの、米長期金利が低下に転じると151.86円付近まで下押しした。29日の米連邦公開市場委員会(FOMC)や30日の日銀金融政策決定会合など重要イベントを控えて、神経質な商いとなり大きな方向感は出なかった。
ユーロドルは小幅ながら5日続伸。終値は1.1651ドルと前営業日NY終値(1.1645ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の上昇などを手掛かりにユーロ売り・ドル買いが先行すると、22時30分前に一時1.1626ドルと日通し安値を更新した。
ただ、前日の安値1.1618ドルが目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。米利下げ観測が高まる一方、ユーロ圏では政策金利が当面据え置かれるとの見方が優勢となる中、ユーロ買い・ドル売りが入りやすい面もあった。米長期金利が低下に転じたことも相場の支援材料となり、2時過ぎには一時1.1669ドルと日通し高値を更新した。
ユーロ円は7日ぶりに反落。終値は177.23円と前営業日NY終値(178.03円)と比べて80銭程度のユーロ安水準。米財務省の声明を受けて「米政府が円安をけん制している」との思惑が浮上する中、日本時間夕刻に一時177.00円と日通し安値を付けた。
ただ、片山財務相の発言が伝わると下げ渋る展開に。ユーロドルの持ち直しや米国株高に伴う円売り・ユーロ買いが出ると177.55円付近まで下げ幅を縮める場面があった。
本日の参考レンジ
ドル円:151.76円 - 152.88円
ユーロドル:1.1626ドル - 1.1669ドル
ユーロ円:177.00円 - 178.05円
(中村)
ただ、片山さつき財務相が日米財務相会談について「直接的に金融調節をどうすべきかの話はなかった」と述べたほか、「(日銀による利上げを)促すというようなことではなかったのではないかと思う」との認識を示すと下げ渋った。
NY市場に入ると、米長期金利に一喜一憂する展開。米長期金利が上昇した場面では152.37円付近まで上げたものの、米長期金利が低下に転じると151.86円付近まで下押しした。29日の米連邦公開市場委員会(FOMC)や30日の日銀金融政策決定会合など重要イベントを控えて、神経質な商いとなり大きな方向感は出なかった。
ユーロドルは小幅ながら5日続伸。終値は1.1651ドルと前営業日NY終値(1.1645ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の上昇などを手掛かりにユーロ売り・ドル買いが先行すると、22時30分前に一時1.1626ドルと日通し安値を更新した。
ただ、前日の安値1.1618ドルが目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。米利下げ観測が高まる一方、ユーロ圏では政策金利が当面据え置かれるとの見方が優勢となる中、ユーロ買い・ドル売りが入りやすい面もあった。米長期金利が低下に転じたことも相場の支援材料となり、2時過ぎには一時1.1669ドルと日通し高値を更新した。
ユーロ円は7日ぶりに反落。終値は177.23円と前営業日NY終値(178.03円)と比べて80銭程度のユーロ安水準。米財務省の声明を受けて「米政府が円安をけん制している」との思惑が浮上する中、日本時間夕刻に一時177.00円と日通し安値を付けた。
ただ、片山財務相の発言が伝わると下げ渋る展開に。ユーロドルの持ち直しや米国株高に伴う円売り・ユーロ買いが出ると177.55円付近まで下げ幅を縮める場面があった。
本日の参考レンジ
ドル円:151.76円 - 152.88円
ユーロドル:1.1626ドル - 1.1669ドル
ユーロ円:177.00円 - 178.05円
(中村)
