ニューヨーク外国為替市場概況・3日 ドル円、反発

 3日のニューヨーク外国為替市場でドル円は反発。終値は154.22円と前営業日NY終値(153.99円)と比べて23銭程度のドル高水準だった。NY時間に入って米10年債利回りが上昇すると、22時30分過ぎに154.30円まで本日高値を更新。ただ、10月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数が48.7と市場予想の49.4を下回り、前月の49.1からも悪化したことが明らかになると153.93円の安値まで下押しした。もっとも、その後は米長期金利の低下が続かなかったこともあって154.20円台まで切り返しており、この日は総じて狭いレンジ内での上下にとどまった。

 ユーロドルは4日続落。終値は1.1520ドルと前営業日NY終値(1.1537ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ安水準だった。欧州勢の参入後からやや売りに押され、米長期金利が上昇した場面では1.1505ドルまで日通し安値を更新した。もっとも、節目の1.1500ドルが目先のサポートとして意識されると下げ止まり、さえない米指標後には1.1530ドル台まで買い戻しが入る場面も見られた。
 なお、ミラン米連邦準備理事会(FRB)理事は「経済が予想通りならば、再度0.50%の利下げを主張する」と述べた一方、クックFRB理事は「すべての会合はリアルタイムであり、事前に設定された軌道に沿って行われるわけではない」と発言。今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つグールズビー米シカゴ連銀総裁は「12月利下げのハードルは過去2回のFRB会合よりも高い」などの見解を示した。

 ユーロ円は小幅続落。終値は177.66円と前営業日NY終値(177.67円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。欧州時間から頭の重い動きが続き、ドル円が弱含んだ24時過ぎにはつれて177.24円まで下押し。その後はドル円やユーロドルが下げ渋ったことに伴って買い戻しが入り、177.70円台まで下値を切り上げた。


本日の参考レンジ
ドル円:153.93円 - 154.30円
ユーロドル:1.1505ドル - 1.1541ドル
ユーロ円:177.24円 - 177.98円

(岩間)
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