ニューヨーク外国為替市場概況・19日 ユーロドル、3日ぶり反発

 19日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは3営業日ぶりに反発。終値は1.1646ドルと前営業日NY終値(1.1598ドル)と比べて0.0048ドル程度のユーロ高水準だった。トランプ米大統領は17日、グリーンランドを巡って欧州8カ国に追加関税をかけると発表。米国と欧州の関係悪化懸念から、週明け早朝取引では一時1.1573ドルと昨年11月28日以来の安値を更新した。
 ただ、海外市場では買い戻しが優勢に。米国市場が休場で取引参加者が少ない中、じり高の展開となり、3時30分前に一時1.1649ドルと日通し高値を更新した。なお、市場では「グリーンランド問題については景気への影響も含めて現時点で不透明な点も多く、様子見ムードも出ている」との指摘があった。

 ドル円はほぼ横ばい。終値は158.11円と前営業日NY終値(158.12円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。米国市場がキング牧師誕生日で休場となったため、市場参加者が激減し商いは低調だった。NY市場に限れば、158.00円を挟んだ狭いレンジでのもみ合いに終始した。
 なお、高市早苗首相は日本時間夕刻に首相官邸で記者会見し、23日召集の通常国会冒頭で衆院を解散すると表明。為替については「投機的な動きは注視し、必要な対応を打ってゆく」と述べた一方、長期金利の上昇については言及を避けた。高市首相の発言を受けた相場の反応は限定的だった。

 ユーロ円は4日ぶりに反発。終値は184.12円と前営業日NY終値(183.42円)と比べて70銭程度のユーロ高水準。週明け早朝取引では一時182.63円と昨年12月19日以来1カ月ぶりの安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。取引終了間際には一時184.17円と日通し高値を更新した。ユーロドルにつれた動きとなった。

本日の参考レンジ
ドル円:157.43円 - 158.16円
ユーロドル:1.1573ドル - 1.1649ドル
ユーロ円:182.63円 - 184.17円

(中村)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。