東京外国為替市場概況・10時 豪ドル、強含み

 22日の東京外国為替市場で豪ドルは強含み。12月豪雇用統計で新規雇用者数や失業率が予想より強く、常勤就業者数も前月から大幅に増加するなど内訳も良く、指標発表後に豪3年債利回りが2023年11月以来の水準まで急騰した。豪金利の動きに連れて、豪ドル/ドルは2024年10月以来0.6791ドル、豪ドル円は同年7月以来となる107.52円まで強含んだ。

 ドル円は上値が抑えられる。10時時点では158.25円とニューヨーク市場の終値(158.30円)と比べて5銭程度のドル安水準だった。欧米の対立激化懸念が緩和されたとの認識でドル買いが先行し、158.49円まで上昇した。ただ、衆議院選挙を控え本邦当局者が円安けん制を行う可能性も高く、上値は抑えられた。東京仲値の値決めにかけては、売り圧力も増して158.18円まで弱含んだ。

 ユーロ円は方向感がない。10時時点では184.94円とニューヨーク市場の終値(184.98円)と比べて4銭程度のユーロ安水準だった。大幅に反発して始まった日経平均株価に連れるように185.06円まで一時上値を伸ばしたが、ドル円の上値が抑えられると184.81円まで下押した。ただ、豪ドル円の買いにも連れて再び185円台に戻すなど、方向感のない動きを繰り返している。

 ユーロドルは売り一服。10時時点では1.1687ドルとニューヨーク市場の終値(1.1685ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。昨日安値を下回り1.1670ドルまで一時弱含んだが、すぐに売りは一服となった。その後は豪ドル/ドルの上昇に連れて1.1690ドルまで買い戻されている。
 なお、ルッテNATO事務総長がFOXニュースの取材で、昨日のトランプ大統領との会談ではグリーンランドの領有についての協議はなかったと述べたこともあり、再び欧米関係の緊張が高まる可能性もありそうだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.18円 - 158.49円
ユーロドル:1.1670ドル - 1.1690ドル
ユーロ円:184.81円 - 185.06円


(松井)
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