NYマーケットダイジェスト・22日 株高・ドル安・円安・金最高値(1)

(22日終値)
ドル・円相場:1ドル=158.41円(前営業日比△0.11円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=186.20円(△1.22円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1755ドル(△0.0070ドル)
ダウ工業株30種平均:49384.01ドル(△306.78ドル)
ナスダック総合株価指数:23436.02(△211.20)
10年物米国債利回り:4.24%(横ばい)
WTI原油先物3月限:1バレル=59.36ドル(▲1.26ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=4913.4ドル(△75.9ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
前週分の米新規失業保険申請件数
       20.0万件    19.9万件・改
7-9月期米国内総生産(GDP)改定値
(前期比年率) 4.4%       4.3%
個人消費改定値
(前期比年率) 3.5%       3.5%
コアPCE改定値
(前期比年率) 2.9%       2.9%
11月米個人所得
(前月比)   0.3%       0.1%
11月米個人消費支出(PCE)
(前月比)   0.5%       0.5%
11月米PCEデフレーター 
(前年比)   2.8%       2.7%
11月米PCEコア・デフレーター
(前月比)   0.2%       0.2%
(前年比)   2.8%       2.7%

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ユーロドルは反発。トランプ大統領は21日、米国によるデンマーク自治領グリーンランドの取得を巡って、対立する欧州8カ国に対して2月1日から発動を予定していた追加関税を課さないと表明。武力を行使しない方針も明らかにした。
 グリーンランド問題を背景とした米欧対立激化への懸念はひとまず和らいだものの、市場では「グリーンランドを巡っては投資家の懸念が払拭されたわけではなく、落ち着くには時間がかかる」との声が聞かれ、NY市場ではドル売りが目立つ展開となった。前日の高値1.1743ドルを上抜けて一時1.1756ドルまで値を上げた。
 なお、トランプ米大統領はFOXビジネスが22日放映したインタビューで、「欧州諸国が株や債券などの米国資産を売却した場合、米国は『大きな報復』に踏み切る」などと話した。一方、「主要な北欧投資家らは、地政学的緊張の高まりや債務増加、政策の不確実性によりリスクが増大する中、米国資産へのエクスポージャーを見直している」との報道が伝わった。

・ドル円は小幅ながら3日続伸。日本時間夕刻に一時158.89円まで上昇した影響が残ったものの、NY勢が加わる時間帯に入ると全般ドル売りが進んだ流れに沿ってじり安の展開となった。2時30分前には一時158.24円付近まで下落し、東京午前に付けた日通し安値158.18円に迫った。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時98.28まで低下した。

・ユーロ円は反発。ユーロドルの上昇につれた買いが入ったほか、日本の財政悪化への懸念から円売りが出やすい地合いとなった。取引終了間際に一時186.25円とユーロ導入以来の高値を付けた。
 ユーロ円以外のクロス円も堅調だった。スイスフラン円は一時200.80円と史上最高値を更新したほか、ポンド円は213.96円、豪ドル円は108.40円、NZドル円は93.91円まで値を上げた。
 なお、日経新聞が報じたところによると、日銀は明日23日の金融政策決定会合で、政策金利を0.75%で据え置くことを決める見通しだ。また、2025年度と26年度の経済成長率の予測については上方修正を検討しているもよう。

(中村)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。