東京外国為替市場概況・15時 ドル円、上値が重い

 29日午後の東京外国為替市場でドル円は上値が重い。15時時点では153.03円と12時時点(153.11円)と比べて8銭程度のドル安水準だった。早朝にトランプ大統領がイランへの攻撃を示唆したことで、金・銀先物は過去最高値を更新し、その後も高値圏を維持している。国内の問題を逸らすための行動とも捉えられ、米国の信認低下によるドル売り地合いは変わらず上値が重く一時152.90円付近まで下押しした。

 ユーロドルは堅調。15時時点では1.1981ドルと12時時点(1.1973ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準だった。ドル売りがオセアニア通貨を中心に進むと、ユーロドルも堅調に推移し1.1994ドルまで上値を広げた。
 なお、豪ドル/ドルは昨日のCPI発表後に、一部金融機関が来週RBAが利上げをするとの予想をたてたこともあり、2023年2月以来となる0.7094ドルまで上値を広げたほか、NZドル/ドルも0.6093ドルまで連れ高になった。

 ユーロ円は小動き。15時時点では183.34円と12時時点(183.32円)と比べて2銭程度のユーロ高水準だった。一時183.52円まで上昇したが、ドル相場となっていることで値動きは限られている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.77円 - 153.43円
ユーロドル:1.1952ドル - 1.1994ドル
ユーロ円:183.09円 - 183.52円


(松井)
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