欧州マーケットダイジェスト・13日 原油相場に一喜一憂
(13日終値:14日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=159.56円(13日15時時点比△0.13円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=182.58円(▲0.77円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1442ドル(▲0.0059ドル)
FTSE100種総合株価指数:10261.15(前営業日比▲44.00)
ドイツ株式指数(DAX):23447.29(▲142.36)
10年物英国債利回り:4.823%(△0.050%)
10年物独国債利回り:2.983%(△0.026%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
2月独卸売物価指数(WPI)
(前月比) 0.6% 0.9%
1月英国内総生産(GDP)
(前月比) 0.0% 0.1%
1月英鉱工業生産
(前月比) ▲0.1% ▲0.9%
(前年同月比) 0.4% 0.5%
1月英製造業生産指数
(前月比) 0.1% ▲0.5%
1月英商品貿易収支
144.49億ポンドの赤字 227.24億ポンドの赤字
2月仏消費者物価指数(CPI)改定値
(前月比) 0.6% 0.7%
(前年比) 0.9% 1.0%
1月ユーロ圏鉱工業生産
(前月比) ▲1.5% ▲0.5%・改
(前年比) ▲1.2% 2.2%・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は底堅い動き。WTI原油先物価格が時間外取引で1バレル=92ドル台まで下落すると足もとで進んでいた「有事のドル買い」を巻き戻す動きが先行した。NY市場に入っても、しばらくは原油安・株高・ドル安の流れが継続し、23時前に一時159.01円とアジア時間に付けた日通し安値に面合わせした。
ただ、23時発表の3月米ミシガン大学消費者態度指数速報値や1月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が予想よりも強い結果だったことが分かると買い戻しが優勢に。中東情勢の緊迫化を背景にWTI原油先物価格が99ドル台まで値を戻すと、高く始まった米国株相場が失速。為替市場では「有事のドル買い」が再び優勢となった。ドル円は2時過ぎに一時159.69円とアジア時間に付けた日通し高値に面合わせした。
なお、トランプ米大統領はFOXニュースとのインタビューで「必要ならホルムズ海峡を通過する船舶を米国が護衛する」「今後1週間でイランに激しい打撃を与える」などと話した。
・ユーロドルは頭が重い。「イラン当局は地域内の米軍基地およびイスラエルに対する新たな攻撃を開始すると発表した」との報道が伝わると、中東情勢の緊迫化から「有事のドル買い」が先行。日本時間夕刻に一時1.1433ドルと昨年8月1日以来の安値を付けた。
ただ、同日の安値1.1392ドルがサポートとして意識されると買い戻しが優勢に。原油先物が下落したことも相場を下支えし、23時前に一時1.1490ドル付近まで値を戻した。
もっとも、買い戻しが一巡すると再び上値が重くなった。米経済指標の上振れや原油先物の持ち直しなどが相場の重しとなり、2時過ぎに1.1434ドル付近まで押し戻された。原油高・株安・ドル高が進みやすい地合いだった。
・ユーロ円は売り先行後、もみ合い。ユーロドルの下落や欧州株安に伴う円買い・ユーロ売りが先行すると一時182.30円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は182円台半ばから後半でのもみ合いに転じた。NY市場ではドル相場となったためユーロ円自体は方向感が出にくい状況となった。
・ロンドン株式相場は3日続落。原油などエネルギー価格の上昇が英経済に悪影響を与えるとの懸念が引き続き相場の重しとなった。ただ、原油先物相場が下げに転じたタイミングで、指数はプラス圏に浮上する場面があった。リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株が売られたほか、ロールス・ロイス・ホールディングスやスミスグループなど資本財サービス株が値下がりした。
・フランクフルト株式相場は3日続落。大幅に下落して始まったものの、売り一巡後は買い戻しが優勢となり上げに転じた。ただ、引けにかけては再び売りが強まり続落して終えた。原油先物相場の動向につれる展開となった。個別ではシーメンス・エナジー(5.70%安)やフォルクスワーゲン(3.12%安)、ダイムラー・トラック・ホールディング(2.40%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は下落。エネルギー高を背景にインフレ懸念が高まる中、債券売りが優勢となった。
(中村)
ドル・円相場:1ドル=159.56円(13日15時時点比△0.13円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=182.58円(▲0.77円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1442ドル(▲0.0059ドル)
FTSE100種総合株価指数:10261.15(前営業日比▲44.00)
ドイツ株式指数(DAX):23447.29(▲142.36)
10年物英国債利回り:4.823%(△0.050%)
10年物独国債利回り:2.983%(△0.026%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
2月独卸売物価指数(WPI)
(前月比) 0.6% 0.9%
1月英国内総生産(GDP)
(前月比) 0.0% 0.1%
1月英鉱工業生産
(前月比) ▲0.1% ▲0.9%
(前年同月比) 0.4% 0.5%
1月英製造業生産指数
(前月比) 0.1% ▲0.5%
1月英商品貿易収支
144.49億ポンドの赤字 227.24億ポンドの赤字
2月仏消費者物価指数(CPI)改定値
(前月比) 0.6% 0.7%
(前年比) 0.9% 1.0%
1月ユーロ圏鉱工業生産
(前月比) ▲1.5% ▲0.5%・改
(前年比) ▲1.2% 2.2%・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は底堅い動き。WTI原油先物価格が時間外取引で1バレル=92ドル台まで下落すると足もとで進んでいた「有事のドル買い」を巻き戻す動きが先行した。NY市場に入っても、しばらくは原油安・株高・ドル安の流れが継続し、23時前に一時159.01円とアジア時間に付けた日通し安値に面合わせした。
ただ、23時発表の3月米ミシガン大学消費者態度指数速報値や1月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が予想よりも強い結果だったことが分かると買い戻しが優勢に。中東情勢の緊迫化を背景にWTI原油先物価格が99ドル台まで値を戻すと、高く始まった米国株相場が失速。為替市場では「有事のドル買い」が再び優勢となった。ドル円は2時過ぎに一時159.69円とアジア時間に付けた日通し高値に面合わせした。
なお、トランプ米大統領はFOXニュースとのインタビューで「必要ならホルムズ海峡を通過する船舶を米国が護衛する」「今後1週間でイランに激しい打撃を与える」などと話した。
・ユーロドルは頭が重い。「イラン当局は地域内の米軍基地およびイスラエルに対する新たな攻撃を開始すると発表した」との報道が伝わると、中東情勢の緊迫化から「有事のドル買い」が先行。日本時間夕刻に一時1.1433ドルと昨年8月1日以来の安値を付けた。
ただ、同日の安値1.1392ドルがサポートとして意識されると買い戻しが優勢に。原油先物が下落したことも相場を下支えし、23時前に一時1.1490ドル付近まで値を戻した。
もっとも、買い戻しが一巡すると再び上値が重くなった。米経済指標の上振れや原油先物の持ち直しなどが相場の重しとなり、2時過ぎに1.1434ドル付近まで押し戻された。原油高・株安・ドル高が進みやすい地合いだった。
・ユーロ円は売り先行後、もみ合い。ユーロドルの下落や欧州株安に伴う円買い・ユーロ売りが先行すると一時182.30円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は182円台半ばから後半でのもみ合いに転じた。NY市場ではドル相場となったためユーロ円自体は方向感が出にくい状況となった。
・ロンドン株式相場は3日続落。原油などエネルギー価格の上昇が英経済に悪影響を与えるとの懸念が引き続き相場の重しとなった。ただ、原油先物相場が下げに転じたタイミングで、指数はプラス圏に浮上する場面があった。リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株が売られたほか、ロールス・ロイス・ホールディングスやスミスグループなど資本財サービス株が値下がりした。
・フランクフルト株式相場は3日続落。大幅に下落して始まったものの、売り一巡後は買い戻しが優勢となり上げに転じた。ただ、引けにかけては再び売りが強まり続落して終えた。原油先物相場の動向につれる展開となった。個別ではシーメンス・エナジー(5.70%安)やフォルクスワーゲン(3.12%安)、ダイムラー・トラック・ホールディング(2.40%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は下落。エネルギー高を背景にインフレ懸念が高まる中、債券売りが優勢となった。
(中村)