ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、上昇一服

 18日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上昇が一服。24時時点では159.42円と22時時点(159.43円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。原油先物相場の上昇や2月米卸売物価指数(PPI)の上振れをきっかけに全般ドル買いが先行すると、22時過ぎに一時159.58円と日通し高値を付けたものの、13日と16日の高値159.75円がレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。節目の160円に接近したことで、政府・日銀による為替介入への警戒も高まる。

 ユーロドルは下げ渋り。24時時点では1.1516ドルと22時時点(1.1508ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準だった。中東情勢の緊迫化を背景とした原油高と株安・ドル高が進行。22時30分前には一時1.1491ドルと日通し安値を付けた。米長期金利の上昇も相場の重しとなった。ただ、前日の安値1.1466ドルが目先サポートとして意識されるとひとまず下げ渋った。

 ユーロ円は24時時点では183.62円と22時時点(183.50円)と比べて12銭程度のユーロ高水準。ユーロドルの下落につれた売りが出た半面、ドル円の上昇につれた買いが入った。23時過ぎに一時183.83円と本日高値を更新した。

 カナダドルは高安まちまち。対米ドルでは一時1.3724カナダドルまで下落した一方、対ユーロでは1.5763カナダドル、対円では116.46円まで上昇した。
 なお、カナダ銀行(BOC、カナダ中央銀行)はこの日、市場予想通り政策金利を現行の2.25%に据え置くことを決めたと発表。声明では「中東紛争は、世界のエネルギー価格と金融市場の変動性を高め、世界経済へのリスクを増大させている」「紛争の規模と期間、ひいてはその経済への影響は極めて不確実である」「最近のデータは経済活動の低迷と不確実性の高まりを示しており、成長に対するリスクは下振れ方向に傾いている」と指摘した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.57円 - 159.58円
ユーロドル:1.1491ドル - 1.1555ドル
ユーロ円:182.98円 - 183.83円


(中村)
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