ニューヨーク外国為替市場概況・11日 ドル円、反発

 11日のニューヨーク外国為替市場でドル円は反発。終値は157.19円と前営業日NY終値(156.68円)と比べて51銭程度のドル高水準だった。米国とイランの戦闘終結へ向けた協議に進展がみられず、中東情勢の不透明感が根強いことからドル買いが入りやすい地合いとなった。低調な米3年債入札を受けて米長期金利の指標となる10年債利回りが4.41%台まで上昇したことも相場の支援材料となり、5時過ぎに一時157.27円と日通し高値を更新した。市場では「現在の円安・ドル高は、主に日米の根本的なファンダメンタルズの差に起因している」との声も聞かれた。

 ユーロドルは小反落。終値は1.1783ドルと前営業日NY終値(1.1787ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。米国とイランの交渉で進展がみられない中、週明け早朝取引で一時1.1744ドルまで下落した反動で、欧米市場ではショートカバーが優勢となった。23時前には1.1788ドル付近まで値を戻した。
 ただ、早朝取引で付けた日通し高値1.1795ドルを上抜けることは出来なかった。原油高を背景にユーロ売り・ドル買いも出やすかった。

 ユーロ円は3日続伸。終値は185.20円と前営業日NY終値(184.66円)と比べて54銭程度のユーロ高水準。ドル円の上昇につれた買いが入ると一時185.26円と本日高値を付けた。市場では「原油高を背景に日本の貿易収支の悪化を意識した円売りが出やすい」との指摘があった。
 ユーロ円以外のクロス円も上昇が目立った。ポンド円は一時214.42円、豪ドル円は114.00円、NZドル円は93.76円、カナダドル円は115.08円、スイスフラン円は202.14円、メキシコペソ円は9.15円まで値を上げた。

本日の参考レンジ
ドル円:156.45円 - 157.27円
ユーロドル:1.1744ドル - 1.1795ドル
ユーロ円:183.88円 - 185.26円

(中村)
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