ニューヨーク外国為替市場概況・2日 ドル円、3日続伸

 2日のニューヨーク外国為替市場でドル円は3日続伸。終値は159.91円と前営業日NY終値(159.66円)と比べて25銭程度のドル高水準だった。イスラエルとレバノンの親イラン組織ヒズボラによる攻撃の応酬が続く中、中東情勢を巡る先行き不透明感から、WTI原油先物価格が一時1バレル=94.00ドル前後まで上昇。為替市場では全般ドル買いが進んだ。4月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が761.8万件と予想の686.5万件を上回ったことも相場の支援材料となり、3時30分前に一時159.99円と4月30日以来の高値を更新した。
 ただ、節目の160円に接近した場面では政府・日銀による為替介入への警戒から円買い・ドル売りが入りやすく、上昇のスピードは緩やかだった。
 なお、AFP通信によると「ヒズボラはイスラエルとの部分的停戦を拒否した」もよう。

 ユーロドルは横ばい。終値は1.1631ドルと前営業日NY終値(1.1631ドル)とほぼ同水準だった。21時30分過ぎに一時1.1655ドルと日通し高値を付けたものの、前日の高値1.1671ドルが目先レジスタンスとして意識されると徐々に上値が重くなった。原油相場の持ち直しや米雇用指標の上振れも相場の重しとなり、アジア時間に付けた安値1.1629ドルを下抜けて一時1.1614ドルまで値を下げた。もっとも、前日の安値1.1607ドルが目先サポートとして意識されると下げ渋った。

 ユーロ円は7日続伸。終値は185.99円と前営業日NY終値(185.70円)と比べて29銭程度のユーロ高水準。21時30分過ぎに一時186.20円と4月30日以来の高値を付けたものの、買い一巡後はじりじりと上値を切り下げ、3時30分前に185.80円付近まで下押しした。ただ、引けにかけては186円台前半まで持ち直した。

 代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコイン(BTC)は急落。対ドルでは一時6万6349ドル前後と4月5日以来の安値を付けたほか、対円では1062万円台と4月3日以来の安値を更新した。上場企業で最もBTCを保有している米ストラテジー社は先週、保有するBTC32枚を約250万ドルで売却。2022年12月以来初のBTC売却となり、同社の売却が明らかになった1日からBTC相場の軟調地合いが続いている。

本日の参考レンジ
ドル円:159.60円 - 159.99円
ユーロドル:1.1614ドル - 1.1655ドル
ユーロ円:185.66円 - 186.20円

(中村)
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