対米通商交渉が「再開」、カナダ担当相が手応えも長期戦を覚悟

 カナダのドミニク・ルブラン対米通商相は2日、米通商代表部(USTR)のジェイミソン・グリア代表との会談を終え、数カ月間「凍結状態」にあった両国の通商対話が再開し、前進しているとの認識を示した。

 会談でカナダ側は、自動車、鉄鋼、アルミ、ソフトウッド(針葉樹)ランバーに対する米国の関税措置への懸念を伝達。米国の関税調査(通商法301条など)を想定した重要な提案を提出した。ルブラン氏は来週も協議を行うとしつつ、「合意への道のりは直線的ではない」と述べ、早期妥結への期待を牽制した。7月の米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)見直しを控え、粘り強い交渉が続いている。

(越後)
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