ロンドン為替見通し=6月仏・独・ユーロ圏・英製造業・サービス業PMI速報値に要注目

 本日のロンドン為替市場のユーロは、6月仏・独・ユーロ圏の製造業・サービス業PMI速報値、ポンドは6月英製造業・サービス業PMI速報値を見極めつつ、中銀高官の金融政策への言及に注目していく展開となる。
 また、引き続き、イラン情勢に関するヘッドラインには要警戒となる。

 6月は、米国とイランの暫定的停戦への期待感から、原油やガス価格の騰勢が沈静化していたことで、6月の製造業・サービス業PMI速報値への影響を確認することになる。

 そして、先日の欧州中央銀行(ECB)理事会では利上げが決定され、7月理事会での追加利上げ観測が高まる中、カジミール・スロバキア中銀総裁、レーン欧州中央銀行(ECB)専務理事、ブイチッチ・クロアチア中銀総裁の講演に注目しておきたい。

 さらに、先日のイングランド銀行金融政策委員会(MPC)で据え置きを支持していたテイラー英MPC委員、ディングラ英MPC委員らの発言に注目しておきたい。

 ポンドは、昨日、スターマー英首相が辞任を表明したものの、1.32ドル台で下げ渋る展開となっている。
 労働党の新党首には、6月18日の補欠選挙を勝ち抜いた、グレーター・マンチェスター地区の首長であるバーナム氏が就任する可能性が高いものの、先月の統一地方選挙では、Reform UKが勝利しており、今後は英国の政局混迷を受けたポンドへの売り圧力に警戒しておきたい。


想定レンジ上限
・ユーロドル:1.1552ドル(日足一目均衡表・基準線)
・ユーロ円:185.37円(6/18高値)
・ポンドドル:1.3336ドル(日足一目均衡表・基準線)
・ポンド円:215.56円(6/16高値)

想定レンジ下限
・ユーロドル:1.1392ドル(2025/8/1安値)
・ユーロ円:184.01円(6/8安値)
・ポンドドル:1.3163ドル(6/19安値)
・ポンド円:213.12円(日足一目均衡表・雲の下限)


(山下)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。