ニューヨーク外国為替市場概況・3日 ドル円、反発

 3日のニューヨーク外国為替市場でドル円は反発。終値は161.34円と前営業日NY終値(161.11円)と比べて23銭程度のドル高水準だった。米利上げ観測の後退や政府・日銀による為替介入への警戒感を背景に、アジア市場では一時160.49円と6月18日以来約2週間ぶりの安値を付けた。市場では「政府・日銀が円安是正に向け、市場を不意打ちする形で再び為替介入に踏み切る可能性が意識され、投資家は警戒感を強めている」との声が聞かれた。
 ただ、売り一巡後は徐々に買い戻しが優勢となった。日銀がこの日公表した6日の日銀当座預金残高の見通しを受けて、市場では「前日の急落が円買い介入によるものではなかった」との見方が広がった。「不意打ち介入」への過度な警戒感が後退すると、円売り・ドル買いがじわりと強まり、1時30分過ぎには161.39円付近まで持ち直した。

 ユーロドルは小幅ながら続伸。終値は1.1437ドルと前営業日NY終値(1.1432ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円の持ち直しに伴ってユーロ売り・ドル買いが出ると1時前に一時1.1435ドル付近まで下押しした。もっとも、本日は米独立記念日の振替休日で、米金融市場は外為を除き休場。新規の手掛かり材料にも乏しく、動意が薄い展開となった。

 ユーロ円は3営業日ぶりに反発。終値は184.54円と前営業日NY終値(184.17円)と比べて37銭程度のユーロ高水準。ドル円につれた動きとなった。アジア時間には一時183.94円まで下落したものの、前日の安値183.78円が目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。2時過ぎには184.61円と日通し高値を更新した。

本日の参考レンジ
ドル円:160.49円 - 161.52円
ユーロドル:1.1421ドル - 1.1462ドル
ユーロ円:183.94円 - 184.61円

(中村)
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