東京外国為替市場概況・12時 ドル円、軟調

 10日の東京外国為替市場でドル円は軟調。12時時点では161.45円とニューヨーク市場の終値(162.38円)と比べて93銭程度のドル安水準だった。ゴトー日(5・10日)の仲値後から強まった売りの流れが継続。片山財務相が閣議後の会見で、GPIFなど年金基金による国内金融資産への投資拡大を促す施策の検討を進める考えを明らかにした。これを受けて、海外資産の比率を下げて国内資産を増やすとの思惑から円買いが断続的に入ったもよう。 
 161.64円で一旦下げ止まったものの、11時頃から再びドル売り円買い圧力が強まると161.29円まで下げ足を速めた。6日安値161.20円を前に切り返すも、161.50円台では抑えられた。 

 ユーロ円は下げ幅拡大。12時時点では184.99円とニューヨーク市場の終値(185.60円)と比べて61銭程度のユーロ安水準だった。片山発言を受けた円買いは対ユーロでも強まり、185円を割り込むと184.83円まで下値を広げた。また、ポンド円も216.95円までポンド安円高に傾いた。

 ユーロドルは強含み。12時時点では1.1458ドルとニューヨーク市場の終値(1.1430ドル)と比べて0.0028ドル程度のユーロ高水準だった。対円でのドル安進行に影響され、対ユーロでもドル売りが強まった。12時前に1.1461ドルまで上値を伸ばしている。また、ポンドドルも6月15日以来の高値となる1.3452ドルまで買われた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:161.29円 - 162.43円
ユーロドル:1.1429ドル - 1.1461ドル
ユーロ円:184.83円 - 185.70円

(小針)
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