東京外国為替市場概況・10時 ドル円、弱含み

 10日の東京外国為替市場でドル円は弱含み。10時時点では162.06円とニューヨーク市場の終値(162.38円)と比べて32銭程度のドル安水準だった。片山財務相が「積極財政の下では巡行的に金利が上がることを想定している」と発言したこともあり、円買いが優勢となった。東京仲値の値決めまでは162円台を維持していたものの、値決め後は円買いが強まり一時161.90円まで下押す場面もあった。
 なお、6月の輸入物価指数は前年比29.7%まで上昇し、円ベースの輸入物価指数も196.8と、1982年10月に記録した過去最高の198.1に迫る水準となった。一方で、城内経済財政相は「円安が国内物価に与える影響は必ずしも大きくない」との認識を示した。

 ユーロドルは小高い。10時時点では1.1440ドルとニューヨーク市場の終値(1.1430ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準だった。対円でドル売りが進んだことが支えとなり、一時1.1442ドルまで上昇し、小高く推移した。

 ユーロ円も弱含み。10時時点では185.39円とニューヨーク市場の終値(185.60円)と比べて21銭程度のユーロ安水準だった。総じてドル円に連れる展開となり、一時185.23円まで弱含んだ。なお、日経平均株価は1200円超上昇したものの、クロス円ではリスク選好を背景とした円売りの動きは限定的だった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:161.90円 - 162.43円
ユーロドル:1.1429ドル - 1.1442ドル
ユーロ円:185.23円 - 185.70円


(松井)
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