ニューヨーク外国為替市場概況・16日 ユーロドル、3日ぶり反落

 16日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは3営業日ぶりに反落。終値は1.1442ドルと前営業日NY終値(1.1463ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ安水準だった。前週分の米新規失業保険申請件数や7月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想より強い内容だったことが分かると、ユーロ売り・ドル買いが先行。その後発表の7月米NAHB住宅市場指数や6月米住宅販売保留指数が予想より弱い内容となったことが伝わると下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍かった。2時過ぎには一時1.1431ドルと日通し安値を更新した。
 なお、米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するローガン米ダラス連銀総裁は「インフレは持続的に2%へ回帰する軌道にはないようだ」「現時点で緩やかな利上げを行う方が、後になって急激な利上げを迫られるより望ましい」などと話した。また、シュミッド米カンザスシティー連銀総裁は「最近のインフレ動向は心強いが、判断を下すには時期尚早」「インフレは幅広い財・サービスにおいて根強く続いている」などと語った。

 ドル円は3日ぶりに反発。終値は162.39円と前営業日NY終値(162.19円)と比べて20銭程度のドル高水準だった。日本時間夕刻に一時161.99円と日通し安値を付けたものの、前日の安値161.90円や一目均衡表転換線161.96円がサポートとして働くと買い戻しが優勢に。米フィリー指数などが予想より強い内容となり米長期金利が上昇すると、全般ドル買いが活発化した。1時30分前に一時162.55円と日通し高値を付けた。
 主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時100.83まで上昇した。

 ユーロ円は4日ぶりに小反落。終値は185.80円と前営業日NY終値(185.93円)と比べて13銭程度のユーロ安水準。ドル円の上昇につれた買いが入ると一時186.04円と本日高値を付けたものの、ユーロドルの下落につれた売りが出ると185.72円と本日安値を付けた。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、ユーロ円自体は大きな方向感が出なかった。

本日の参考レンジ
ドル円:161.99円 - 162.55円
ユーロドル:1.1431ドル - 1.1476ドル
ユーロ円:185.72円 - 186.04円

(中村)
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