ニューヨーク外国為替市場概況・17日 ドル円、ほぼ横ばい

 17日のニューヨーク外国為替市場でドル円はほぼ横ばい。終値は162.40円と前営業日NY終値(162.39円)と比べて1銭程度のドル高水準だった。米国とイランの対立激化でリスク警戒感が高まる中、「有事のドル買い」も根強く、2時前に一時162.52円と日通し高値を更新した。
 なお、米メディアのアクシオスは「トランプ米大統領はイランに対する大規模な攻撃を検討している」と報道。「選択肢には発電所などのインフラ施設への爆撃や、イランの核施設への追加攻撃が含まれている」という。この報道を受けて、WTI原油先物価格は一時1バレル=82.76ドル前後まで上昇した。
 もっとも、NY時間に限れば狭い範囲内での値動きが続いた。米インフレ指標の発表やウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言など、今週の重要イベントを通過したことで方向感が出にくい面もあったようだ。NY時間の安値は162.30円で値幅は22銭程度だった。

 ユーロドルは小幅続落。終値は1.1439ドルと前営業日NY終値(1.1442ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。22時30分前に一時1.1425ドルと欧州時間に付けた日通し安値に面合わせしたしたものの、米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りが入ると1.1444ドル付近まで下げ渋った。ただ、米長期金利が低下幅を縮めると上値が重くなった。
 なお、ユーロドルもドル円と同様に狭いレンジでの取引となった。来週23日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会の結果を見極めたいとして、積極的な売買が手控えられた面もあった。NY時間の値幅は0.0019ドル程度と小さかった。

 ユーロ円はほぼ横ばい。終値は185.81円と前営業日NY終値(185.80円)と比べて1銭程度のユーロ高水準。20時過ぎに一時185.49円と本日安値を付けたものの、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げ、1時30分過ぎには185.91円付近まで値を戻した。

本日の参考レンジ
ドル円:162.13円 - 162.52円
ユーロドル:1.1425ドル - 1.1452ドル
ユーロ円:185.49円 - 185.96円

(中村)
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