ニューヨーク外国為替市場概況・22日 ドル円、ほぼ横ばい

 22日のニューヨーク外国為替市場でドル円はほぼ横ばい。終値は163.15円と前営業日NY終値(163.17円)と比べて2銭程度のドル安水準だった。中東情勢の緊迫化を背景とした原油高に加えて、米長期金利の上昇に伴う円売り・ドル買いが出ると、2時30分過ぎに一時163.18円付近まで値を上げた。ただ、アジア時間に付けた日通し高値163.22円や前日に付けた1986年12月以来39年7カ月ぶりの高値163.24円を上抜けることは出来なかった。
 なお、トランプ米大統領はこの日、自身のSNSに「今後イランがホルムズ海峡で船舶を攻撃した場合、米国はイランの橋または発電所を破壊する」と警告。米国とイランの対立が激化しかねないとの懸念は高まっている。

 ユーロドルは5営業日ぶりに小反発。終値は1.1412ドルと前営業日NY終値(1.1398ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ高水準だった。22時30分過ぎに一時1.1422ドルと日通し高値を付けたものの、前日の高値1.1429ドルが目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。
 ただ、明日23日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会を前に様子見ムードも強く、大きな方向感は出なかった。今日の安値は1.1397ドルで1日の値幅は0.0025ドル程度と小さかった。
 なお、市場では「今回のECB理事会では政策金利を据え置くとの予想が多いものの、次回9月以降の政策判断に関する手掛かりが示されるかに注目が集まっている」との声が聞かれた。

 ユーロ円は小幅ながら続伸。終値は186.18円と前営業日NY終値(186.01円)と比べて17銭程度のユーロ高水準。20時過ぎに一時185.87円付近まで下押ししたものの、取引終了間際に186.21円と日通し高値を付けた。

本日の参考レンジ
ドル円:162.69円 - 163.22円
ユーロドル:1.1397ドル - 1.1422ドル
ユーロ円:185.76円 - 186.21円

(中村)
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