NYマーケットダイジェスト・11日 株安・原油高・金利低下・ドル小動き

(11日終値)
ドル・円相場:1ドル=159.28円(前営業日比▲0.01円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=183.85円(▲0.04円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1542ドル(▲0.0001ドル)
ダウ工業株30種平均:53791.85ドル(▲184.13ドル)
ナスダック総合株価指数:26445.45(▲159.91)
10年物米国債利回り:4.69%(▲0.02%)
WTI原油先物9月限:1バレル=83.20ドル(△1.07ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=4441.1ドル(△21.4ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
7月米中古住宅販売件数
(前月比)   ▲1.7%    ▲1.4%・改
(年率換算件数)406万件    413万件・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円はほぼ横ばい。パキスタン政府が「米国とイランの協議が合意に向けて進展している」と表明すると、WTI原油先物相場が下落。米長期金利も低下し、20時過ぎには159.06円付近まで下押しした。
 ただ、アジア時間に付けた日通し安値158.93円が目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。WTI原油先物の持ち直しも相場を下支えし、159.36円付近まで値を戻した。
 もっとも、そのあとは明日12日の7月米消費者物価指数(CPI)の発表を前に様子見ムードが広がり、徐々に値動きが鈍った。

・ユーロドルも横ばい。新規材料難から様子見ムードが広がり、大きな方向感は出なかった。NY時間の安値は1.1533ドル、高値は1.1548ドルで値幅は0.0015ドル程度と非常に小さかった。

・ユーロ円は小反落。20時過ぎに一時183.61円付近まで値を下げたものの、アジア時間に付けた日通し安値183.57円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢となり183.92円まで持ち直す場面があった。ドル円と似た動き。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続落。明日12日発表の7月米CPIを前に持ち高調整目的の売りが優勢となった。WTI原油先物相場が持ち直したことも相場の重し。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も続落。スペースXやブロードコムが売られた一方、半導体メモリーのサンディスクやマイクロンテクノロジーなどが買われた。

・米国債券相場で長期ゾーンは反発。明日12日発表の7月米CPIを前に持ち高調整目的の買いが入った。なお、市場では「米CPIの結果次第では9月米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ確率が大きく変動する」との声が聞かれた。

・原油先物相場は4日続伸。一時84ドル台半ばに上昇したが、パキスタン政府が「米国とイランの協議が合意に向けて進展している」と伝わると81ドル台前半まで下落する場面も見られた。もっとも、米・イランの交渉難航を背景としてホルムズ海峡の航行正常化を巡る懸念は根強く、売り一巡後は買い戻しが優勢となった。

・金先物相場は3日続伸。米早期利上げ期待の後退を背景に、昨日に続き金利のつかない金に投資妙味が高まるとの見方から買いが入った。

(中村)
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