17日香港株=反発して始まるか、中国7月経済指標に注目

 週明け17日の香港市場は反発して始まるか。前週末はハンセン指数が4日続落して終値ベースで3週間ぶりの安値を付けただけに、買い直しが入りやすい。また前週発表の7月の米消費者物価指数(CPI)や米卸売物価指数(PPI)、小売売上高を受け、米連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ観測が後退し、投資家心理を支えそうだ。

 業績を手掛かりとする個別物色も引き続き活発だろう。きょうはハンセン指数構成銘柄の吉利汽車(00175)が2026年6月中間決算を発表する。また、中国国家統計局が午前に公表する7月の小売売上高や鉱工業生産などの主要経済指標が注目の材料となる。

 ただ、ホルムズ海峡の通航正常化を巡る米国とイランの対立は相場の重荷となり得る。イランのガリババディ外務次官は15日、「ホルムズ海峡はイランのものであり続ける」とX(旧ツイッター)への投稿で強調した。トランプ米大統領が14日の演説で、同海峡を「近く米国の領土だと宣言する」と語ったことに反論した。

 14日のNY株式相場は反落。ダウ平均が反落し、ハイテク株主体のナスダック総合も3日ぶりに反落した。さえない7月の米消費指標が嫌気されたほか、中東情勢の不透明感を背景に原油相場が反発したことも地合いを悪化させた。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、大型ネット株のアリババ集団(09988)、JDドットコム(09618)、テンセント(00700)と英金融大手のHSBC(00005)が香港終値を上回って引けた。

(小針)
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