14日香港株=上値が重いか、中国経済指標の発表控え様子見

 14日の香港市場は上値の重い展開か。ホルムズ海峡の航行再開に向けた米国とイランの交渉の先行きが見通せない上、中国景気不安が引き続きくすぶる。週明けにかけて中国の主要な経済統計が発表されるとあって、投資家が積極的な売買を手控えそうだ。

 ただ、米利上げ観測の後退と米長期金利の低下を背景に買いが入り、相場を下支えする展開があり得る。12日発表の7月の米消費者物価指数(CPI)が緩やかなインフレの減速を示したのに続き、13日発表の同月の米卸売物価指数(PPI)が市場予想を下回った。決算発表にともなう個別物色も活発と予想される。きょうはハンセン指数構成銘柄のサンズ・チャイナ(01928)が2026年6月中間決算を発表する。

 13日のNY株式相場はダウ平均が4営業日ぶりに反発し、ハイテク株主体のナスダック総合は続伸した。米インフレの減速感が強まり、長期金利の指標である米10年債利回りが低下した。NY原油先物相場が下落したことも好感された。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、大型ネット株のアリババ集団(09988)、JDドットコム(09618)、テンセント(00700)、美団(03690)がそろって香港終値を下回って引けた。
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