ニューヨーク外国為替市場概況・18日 ドル円、小幅続伸

 18日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小幅ながら続伸。終値は159.61円と前営業日NY終値(159.46円)と比べて15銭程度のドル高水準だった。この日発表の7月の米住宅着工件数や米鉱工業生産、米住宅販売保留指数などが予想を下回り、一時4.7458%前後と昨年1月以来の高水準を付けた米10年債利回りが4.70%台まで低下すると円買い・ドル売りが先行。24時前に一時159.43円付近まで下押しした。
 ただ、中東情勢の先行き不透明感から原油価格が高止まりする中、「有事のドル買い」も根強く、下値は限定的だった。アジア時間に付けた日通し安値159.30円や一目均衡表雲の下限158.94円がサポートとして意識された面もあった。
 なお、トランプ米大統領はこの日、自身のSNSに「イランとの協議や対話は行われておらず、予定もない」と投稿。米国とイランの緊張が緩和する兆しがみえない中、WTI原油先物価格は一時1バレル=85.94ドル前後と7月31日以来の高値を付けた。

 ユーロドルは3営業日ぶりに小反落。終値は1.1576ドルと前営業日NY終値(1.1580ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。エネルギー価格の高騰を背景に欧州中央銀行(ECB)が利上げに動くとの観測が根強い中、独長期金利が上昇するとユーロ買い・ドル売りが先行。予想を下回る米経済指標が相次いだことも相場の支援材料となり、一時1.1588ドルと日通し高値を更新した。ただ、中東情勢への不透明感からユーロ売り・ドル買いが出ると上値が重くなった。
 もっとも、今日の安値はアジア時間に付けた1.1567ドルで1日の値幅は0.0021ドル程度と小さかった。市場では「来週27-29日にワイオミング州ジャクソンホールで開かれる米カンザスシティー連銀主催のシンポジウム(ジャクソンホール会議)でのウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長の講演待ちの雰囲気だ」との声も聞かれた。

 ユーロ円は小幅ながら4日続伸。終値は184.76円と前営業日NY終値(184.67円)と比べて9銭程度のユーロ高水準。NY市場では値幅19銭程度と狭いレンジ取引に終始した。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。

本日の参考レンジ
ドル円:159.30円 - 159.78円
ユーロドル:1.1567ドル - 1.1588ドル
ユーロ円:184.50円 - 184.91円

(中村)
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