ニューヨーク外国為替市場概況・17日 ドル円、小反発

 17日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小反発。終値は159.46円と前営業日NY終値(159.32円)と比べて14銭程度のドル高水準だった。8月米ニューヨーク連銀製造業景気指数や同月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数が予想を上回ると、米10年債利回りが4.72%台まで上昇し、円売り・ドル買いが先行した。中東情勢を巡る不透明感から原油先物相場が上昇したこともドル買いを促し、4時前に一時159.60円と7月31日以来の高値を更新した。
 なお、WTI原油先物価格は一時1バレル=84.88ドル前後まで上昇した。イランは「米国が数週間のうちに暫定的な和平合意を完全に履行しなければ、ホルムズ海峡およびその周辺地域の緊張を高め、攻撃を開始する」と表明した一方、トランプ米大統領は「オマーンが米国の邪魔をすれば爆撃する」「イランとの覚書を延長する意向はない」などと発言。中東情勢悪化への懸念が改めて広がった。
 ただ、買い一巡後はやや伸び悩んだ。一目均衡表基準線が位置する159.61円がレジスタンスとして意識されると159.41円付近まで下押しした。

 ユーロドルは小幅ながら続伸。終値は1.1580ドルと前営業日NY終値(1.1570ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準だった。日本時間夕刻に一時1.1614ドルと6月17日以来2カ月ぶりの高値を付けたものの、NY市場では上値の重さが目立った。米長期金利の上昇や原油高がドル買いを促し、3時30分過ぎに一時1.1571ドル付近まで下押しした。この日発表の米経済指標が予想を上回ったことも相場の重し。

 ユーロ円は3日続伸。終値は184.67円と前営業日NY終値(184.33円)と比べて34銭程度のユーロ高水準。ドル円の持ち直しにつれた買いが入ると、22時30分過ぎに一時184.77円と7月31日以来の高値を付けた。その後の下押しも184.53円付近にとどまった。市場では「高市政権の積極財政姿勢を背景とした財政悪化懸念から円売りが出やすい地合いだ」との声も聞かれた。

本日の参考レンジ
ドル円:158.85円 - 159.60円
ユーロドル:1.1564ドル - 1.1614ドル
ユーロ円:184.06円 - 184.77円

(中村)
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