ニューヨーク外国為替市場概況・19日 ドル円、3日ぶり反落

 19日のニューヨーク外国為替市場でドル円は3営業日ぶりに反落。終値は158.17円と前営業日NY終値(159.61円)と比べて1円44銭程度のドル安水準だった。米財務省はこの日、長期国債の流動性支援を目的とした買い入れオペ(buyback)について、「1回あたりの上限額を少なくとも20億ドルから40億ドルへ拡大する」と表明。米長期金利の低下とともに全般ドル売りが優勢となった。23時30分過ぎには一時158.05円と日通し安値を付けた。
 NY午後に入り、米20年債入札が「やや低調だった」と伝わると、米長期金利が低下幅を縮小。ドル円にも買い戻りが入り、158.61円付近まで下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍かった。引けにかけては158.09円付近まで押し戻されている。
 なお、米連邦準備理事会(FRB)が公表した7月28-29日分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では「多くの参加者はインフレ率が低下しなければ金融引き締めが必要になる可能性が高いとの見方を示した」「一部のメンバーは目標の2%へインフレ率を縮小させるほど金融環境が引き締まっていないことへの懸念を示した」と明らかになった。

 ユーロドルは反発。終値は1.1677ドルと前営業日NY終値(1.1576ドル)と比べて0.0101ドル程度のユーロ高水準だった。米財務省の長期債買い入れオペ拡大を受けて、米株高・金利低下・ドル安の様相が強まった。4時30分過ぎには一時1.1679ドルと5月29日以来の高値を付けた。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時98.77と5月29日以来の低水準を付けた。

 ユーロ円は5日ぶりに小反落。終値は184.70円と前営業日NY終値(184.76円)と比べて6銭程度のユーロ安水準。ドル円の下落につれた売りが先行すると一時183.93円と日通し安値を付けたものの、ユーロドルの上昇につれた買いが入ると持ち直した。米国株高に伴う円売り・ユーロ買いも出て一時184.94円と日通し高値を付けた。

本日の参考レンジ
ドル円:158.05円 - 159.64円
ユーロドル:1.1570ドル - 1.1679ドル
ユーロ円:183.93円 - 184.94円

(中村)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。