ロンドン為替見通し=中銀高官の講演を見極めつつ、米8月雇用統計を待つ展開か

 本日のロンドン為替市場のユーロドルとポンドドルは、米8月の雇用統計を控えて動きづらい展開の中、ベイリー英中銀(BOE)総裁やレーン欧州中央銀行(ECB)専務理事の講演を見極めていく展開が予想される。

 来週10日の欧州中央銀行(ECB)理事会に向けてブラックアウト期間に入っているため、レーンECB専務理事の講演では金融政策に関する見解は期待できない。
 レーンECB専務理事は、かねてより、中立金利のレンジ上限を「2.50%」と示唆しており、来週のECB理事会で到達することが予想されているため、景況感に関する見解などで利上げ打ち止めが示唆される可能性を見極めたい。

 6日に投開票されるドイツ東部ザクセン・アンハルト州議会選挙では、強硬右派政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が優勢となっており、選挙結果への警戒感がユーロの上値を抑えると思われる。

 ベイリーBOE総裁の講演では、17日のイングランド銀行金融政策委員会(MPC)に向けて、ジャクソンホール会合で示した労働市場の軟化により政策金利据え置きという見解を確認することになる。


想定レンジ上限
・ユーロドル:1.1711ドル(8/20・21高値)
・ユーロ円:182.70円(日足一目均衡表・基準線)
・ポンドドル:1.3676ドル(8/21高値)
・ポンド円:213.53円(日足一目均衡表・基準線)

想定レンジ下限
・ユーロドル:1.1506ドル(日足一目均衡表・雲の上限)
・ユーロ円:180.53円(9/3安値)
・ポンドドル:1.3475ドル(9/2安値)
・ポンド円:209.58円(8/3安値)


(山下)
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