欧州マーケットダイジェスト・28日 株失速・金利上昇・円伸び悩み
(28日終値:29日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=157.26円(28日15時時点比▲0.41円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=178.91円(▲0.57円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1377ドル(▲0.0006ドル)
FTSE100種総合株価指数:10684.88(前営業日比▲10.37)
ドイツ株式指数(DAX):25374.42(▲34.22)
10年物英国債利回り:5.422%(△0.056%)
10年物独国債利回り:3.643%(△0.042%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は下げ渋り。三村財務官が為替について「円の過小評価は問題とする意向を日米両政府が共有したメッセージは非常にクリア」との認識を示したと伝わると、政府・日銀による為替介入への警戒感が高まり円買い・ドル売りが先行。17時30分前に一時156.51円と日通し安値を更新した。
ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。米長期金利の指標とされる米10年債利回りが一時5.2719%前後と2007年6月以来の高水準を付けると全般ドル買いが優勢となり、24時過ぎには一時157.58円付近まで持ち直した。
もっとも、足もとで日米両政府の要人から円安けん制発言が相次ぐ中、為替介入への警戒は根強く上値は限定的だった。「トランプ米大統領はイランの核問題の進展に向け、対イラン制裁の緩和と凍結資産の解放に前向き」「イランは米国の制裁緩和と引き換えにウラン濃縮の中止に同意した」との報道で、WTI原油先物が失速。米10年債利回りが5.20%台まで上昇幅を縮めたことも相場の重しとなった。
・ユーロドルは下値が堅かった。米長期金利の上昇などを手掛かりにユーロ売り・ドル買いが進行。24時前に一時1.1353ドルと7月28日の安値に面合わせした。
ただ、月末・四半期末が近づく中、ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだユーロ買いのフローが観測されると1.1388ドル付近まで持ち直した。中東情勢を巡る過度な懸念が後退し、WTI原油先物が失速したことも相場を下支えした。
・ユーロ円は17時30分前に一時178.20円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げた。ロンドン・フィキシングに絡んだユーロ買いのフローが観測されると179.07円付近まで下げ幅を縮めた。
・ロンドン株式相場は小反落。前週末の米国株相場が上昇した流れが波及し、続伸して始まったものの、終盤失速した。本日の米国株相場が下落したことなどが相場の重し。グレンコアやアングロ・アメリカンなど素材株が売られたほか、セイジ・グループやコンピュターセンターなど情報技術セクター株が値下がりした。半面、原油高を背景にBPやシェルなどエネルギー株が買われた。
・フランクフルト株式相場は小反落。前週末の米国株相場が上昇したことなどを受けて買いが入ったものの、引けにかけて失速した。原油先物相場や独長期金利の上昇が相場の重し。個別ではラインメタル(1.64%安)やドイツテレコム(1.22%安)、シーメンス・エナジー(1.21%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は下落。米債安につれた。
(中村)
ドル・円相場:1ドル=157.26円(28日15時時点比▲0.41円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=178.91円(▲0.57円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1377ドル(▲0.0006ドル)
FTSE100種総合株価指数:10684.88(前営業日比▲10.37)
ドイツ株式指数(DAX):25374.42(▲34.22)
10年物英国債利回り:5.422%(△0.056%)
10年物独国債利回り:3.643%(△0.042%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は下げ渋り。三村財務官が為替について「円の過小評価は問題とする意向を日米両政府が共有したメッセージは非常にクリア」との認識を示したと伝わると、政府・日銀による為替介入への警戒感が高まり円買い・ドル売りが先行。17時30分前に一時156.51円と日通し安値を更新した。
ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。米長期金利の指標とされる米10年債利回りが一時5.2719%前後と2007年6月以来の高水準を付けると全般ドル買いが優勢となり、24時過ぎには一時157.58円付近まで持ち直した。
もっとも、足もとで日米両政府の要人から円安けん制発言が相次ぐ中、為替介入への警戒は根強く上値は限定的だった。「トランプ米大統領はイランの核問題の進展に向け、対イラン制裁の緩和と凍結資産の解放に前向き」「イランは米国の制裁緩和と引き換えにウラン濃縮の中止に同意した」との報道で、WTI原油先物が失速。米10年債利回りが5.20%台まで上昇幅を縮めたことも相場の重しとなった。
・ユーロドルは下値が堅かった。米長期金利の上昇などを手掛かりにユーロ売り・ドル買いが進行。24時前に一時1.1353ドルと7月28日の安値に面合わせした。
ただ、月末・四半期末が近づく中、ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだユーロ買いのフローが観測されると1.1388ドル付近まで持ち直した。中東情勢を巡る過度な懸念が後退し、WTI原油先物が失速したことも相場を下支えした。
・ユーロ円は17時30分前に一時178.20円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げた。ロンドン・フィキシングに絡んだユーロ買いのフローが観測されると179.07円付近まで下げ幅を縮めた。
・ロンドン株式相場は小反落。前週末の米国株相場が上昇した流れが波及し、続伸して始まったものの、終盤失速した。本日の米国株相場が下落したことなどが相場の重し。グレンコアやアングロ・アメリカンなど素材株が売られたほか、セイジ・グループやコンピュターセンターなど情報技術セクター株が値下がりした。半面、原油高を背景にBPやシェルなどエネルギー株が買われた。
・フランクフルト株式相場は小反落。前週末の米国株相場が上昇したことなどを受けて買いが入ったものの、引けにかけて失速した。原油先物相場や独長期金利の上昇が相場の重し。個別ではラインメタル(1.64%安)やドイツテレコム(1.22%安)、シーメンス・エナジー(1.21%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は下落。米債安につれた。
(中村)
