欧州マーケットダイジェスト・22日 株まちまち・金利上昇・ドル底堅い

(22日終値:23日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=157.41円(22日15時時点比▲0.06円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=180.07円(▲0.57円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1439ドル(▲0.0032ドル)
FTSE100種総合株価指数:10708.33(前営業日比▲30.68)
ドイツ株式指数(DAX):25578.85(△3.84)
10年物英国債利回り:5.238%(△0.026%)
10年物独国債利回り:3.463%(△0.005%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
9月ユーロ圏消費者信頼感指数
(速報値)   ▲16.5      ▲15.5

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は下値が堅かった。イラン政府高官の話として「イランは米国が軍事的・経済的圧力を緩和する措置を講じれば、7日以内にホルムズ海峡を再開する用意がある」との報道が伝わると、WTI原油先物価格が1バレル=92ドル台半ばまで急落。米長期金利の指標となる米10年債利回りも4.92%台まで低下し、全般ドル売りを促した。19時過ぎに一時156.83円と日通し安値を更新した。
 ただ、一目均衡表基準線156.64円や前日の安値156.58円がサポートとして働くと下げ渋った。イランのファルス通信が「イランはホルムズ海峡の再開に関する合意報道を否定」と報じたことも原油やドルの買い戻しにつながった。米10年債利回りが上昇に転じたことも相場を下支えし、1時30分前に157.60円付近まで持ち直した。

・ユーロドルは頭が重かった。イラン情勢を巡る過度な警戒感が後退し、原油先物相場が下落すると、19時過ぎに1.1471ドル付近まで値を上げた。ただ、アジア時間に付けた日通し高値1.1478ドルが目先レジスタンスとして意識されると徐々に上値が重くなった。米長期金利が上昇に転じるとユーロ売り・ドル買いがじわりと強まり、1時過ぎに一時1.1429ドルと日通し安値を更新した。9月ユーロ圏消費者信頼感速報値が▲16.5と予想の▲16.0を下回ったことも相場の重し。

・ユーロ円は失速。16時過ぎに一時180.83円と本日高値を付けたものの、18時前には179.76円の本日安値まで一転下落した。そのあとは180.00円を挟んだ狭いレンジ取引に終始した。

・ロンドン株式相場は反落。イラン情勢を巡る過度な警戒感が後退し、原油先物相場が下落すると、株買いが先行した。ただ、引けにかけては売りが優勢となり下げに転じた。ボーダフォンやBTグループなど電気通信サービスが売られ、相場の重しとなった。HSBCホールディングスやバークレイズなど金融株も軟調だった。

・フランクフルト株式相場は小幅ながら続伸。売り先行で始まったあとは買い戻しが優勢となり上げに転じた。ただ、引けにかけては売りが出たため、前日比ほぼ横ばいとなった。ザランド(3.71%高)やインフィニオンテクノロジーズ(3.16%高)などが上昇した半面、アリアンツ(3.35%安)やラインメタル(1.90%安)などが下落した。

・欧州債券相場は下落。

(中村)
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