欧州マーケットダイジェスト・17日 株高・金利低下・ポンド安
(17日終値:18日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=156.00円(17日15時時点比△0.30円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=179.06円(△0.50円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1477ドル(△0.0011ドル)
FTSE100種総合株価指数:10816.14(前営業日比△127.67)
ドイツ株式指数(DAX):25716.71(△178.96)
10年物英国債利回り:5.222%(▲0.074%)
10年物独国債利回り:3.477%(▲0.030%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
8月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)改定値
(前年比) 3.2% 3.3%
8月ユーロ圏HICPコア改定値
(前年比) 2.4% 2.4%
英中銀(BOE)、政策金利
3.75%で据え置き 3.75%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ポンドは全面安の展開。英中銀(BOE)はこの日、市場予想通り政策金利を据え置いたものの、世界的に国債利回りが上昇する中、保有資産の圧縮(QT)ペースを減速させると表明した。この結果を受けて英長期金利が低下すると、ポンドを売る動きが広がった。ポンドドルは一時1.3336ドルと日通し安値を付けたほか、ユーロポンドは0.8607ポンドと日通し高値を更新した。また、ポンド円は本日安値となる207.88円まで値を下げた。
なお、ベイリーBOE総裁は「エネルギー価格上昇による二次的な波及が生じるリスクが高まれば、金融引き締めが必要になる可能性がある」との見解を示したものの、市場では「労働市場の弱さなどの景気認識を踏まえると、警戒したほど利上げに前向きではないようだ」との受け止めが聞かれた。
・ドル円は底堅い動き。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.93%台まで低下すると円買い・ドル売りが先行。21時30分前に一時155.34円と日通し安値を更新した。ただ、その後発表された前週分の米新規失業保険申請件数や9月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想より強い内容だったことが分かると買い戻しが優勢に。2時過ぎには156.10円付近まで持ち直した。
もっとも、オセアニア時間に付けた日通し高値156.32円や前日の高値156.42円がレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。市場では「一目均衡表基準線156.64円や4日の高値156.75円が戻りの目処として意識されている」との声も聞かれた。
・ユーロドルは上値が重かった。米長期金利の低下を受けてユーロ買い・ドル売りが進行すると、23時過ぎに一時1.1498ドルと日通し高値を付けたものの、買い戻しはあくまでポジション調整の域を出ず長続きしなかった。2時過ぎには1.1474ドル付近まで押し戻されている。
・ユーロ円はじり高。ドル円の上昇につれた買いが入ると2時過ぎに一時179.15円付近まで値を上げたものの、アジア時間に付けた日通し高値179.23円を上抜けることは出来なかった。日銀金融政策決定会合の結果公表を明日18日に控える中、様子見ムードも強かった。
・ロンドン株式相場は続伸。BOEはこの日、市場予想通り政策金利を据え置いたものの、世界的に国債利回りが上昇する中、QTペースを減速させると表明。英長期金利が低下し、株買いにつながった。リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株が買われたほか、ナショナル・グリッドやSSEなど公共事業株が値上がりした。
・フランクフルト株式相場は続伸。イラン情勢を巡る過度な警戒感が後退し、原油先物相場が下落すると、投資家心理が改善し株買いが広がった。米国株相場の反発も相場の支援材料となった。個別ではキアゲン(3.79%高)やシーメンス・エナジー(3.41%高)、フォルクスワーゲン(2.74%高)などの上げが目立った。
・欧州債券相場は上昇。BOEが公表したQT計画の見直しを受けて、英国の超長期債を中心に買いが優勢となった。
(中村)
ドル・円相場:1ドル=156.00円(17日15時時点比△0.30円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=179.06円(△0.50円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1477ドル(△0.0011ドル)
FTSE100種総合株価指数:10816.14(前営業日比△127.67)
ドイツ株式指数(DAX):25716.71(△178.96)
10年物英国債利回り:5.222%(▲0.074%)
10年物独国債利回り:3.477%(▲0.030%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
8月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)改定値
(前年比) 3.2% 3.3%
8月ユーロ圏HICPコア改定値
(前年比) 2.4% 2.4%
英中銀(BOE)、政策金利
3.75%で据え置き 3.75%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ポンドは全面安の展開。英中銀(BOE)はこの日、市場予想通り政策金利を据え置いたものの、世界的に国債利回りが上昇する中、保有資産の圧縮(QT)ペースを減速させると表明した。この結果を受けて英長期金利が低下すると、ポンドを売る動きが広がった。ポンドドルは一時1.3336ドルと日通し安値を付けたほか、ユーロポンドは0.8607ポンドと日通し高値を更新した。また、ポンド円は本日安値となる207.88円まで値を下げた。
なお、ベイリーBOE総裁は「エネルギー価格上昇による二次的な波及が生じるリスクが高まれば、金融引き締めが必要になる可能性がある」との見解を示したものの、市場では「労働市場の弱さなどの景気認識を踏まえると、警戒したほど利上げに前向きではないようだ」との受け止めが聞かれた。
・ドル円は底堅い動き。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.93%台まで低下すると円買い・ドル売りが先行。21時30分前に一時155.34円と日通し安値を更新した。ただ、その後発表された前週分の米新規失業保険申請件数や9月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想より強い内容だったことが分かると買い戻しが優勢に。2時過ぎには156.10円付近まで持ち直した。
もっとも、オセアニア時間に付けた日通し高値156.32円や前日の高値156.42円がレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。市場では「一目均衡表基準線156.64円や4日の高値156.75円が戻りの目処として意識されている」との声も聞かれた。
・ユーロドルは上値が重かった。米長期金利の低下を受けてユーロ買い・ドル売りが進行すると、23時過ぎに一時1.1498ドルと日通し高値を付けたものの、買い戻しはあくまでポジション調整の域を出ず長続きしなかった。2時過ぎには1.1474ドル付近まで押し戻されている。
・ユーロ円はじり高。ドル円の上昇につれた買いが入ると2時過ぎに一時179.15円付近まで値を上げたものの、アジア時間に付けた日通し高値179.23円を上抜けることは出来なかった。日銀金融政策決定会合の結果公表を明日18日に控える中、様子見ムードも強かった。
・ロンドン株式相場は続伸。BOEはこの日、市場予想通り政策金利を据え置いたものの、世界的に国債利回りが上昇する中、QTペースを減速させると表明。英長期金利が低下し、株買いにつながった。リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株が買われたほか、ナショナル・グリッドやSSEなど公共事業株が値上がりした。
・フランクフルト株式相場は続伸。イラン情勢を巡る過度な警戒感が後退し、原油先物相場が下落すると、投資家心理が改善し株買いが広がった。米国株相場の反発も相場の支援材料となった。個別ではキアゲン(3.79%高)やシーメンス・エナジー(3.41%高)、フォルクスワーゲン(2.74%高)などの上げが目立った。
・欧州債券相場は上昇。BOEが公表したQT計画の見直しを受けて、英国の超長期債を中心に買いが優勢となった。
(中村)
