NY為替見通し=ドル円、米9月雇用統計のポジティブサプライズに要警戒か
本日のNY為替市場のドル円は、米長期債利回りの上昇で上値を追う展開が見込まれる中、ドル高・円安を促進することになる9月米雇用統計のポジティブサプライズに警戒する必要がある。
9月米雇用統計の非農業部門雇用者数の予想は前月比+8.8万人で、8月の+16.2万人から約半減することが見込まれており、失業率は8月と変わらずの4.1%と見込まれている。また、平均時給は前月比+0.3%、前年比+3.1%と8月と変わらずと予想されており、予想を上回った場合は、賃金インフレに警戒しておきたい。
先日のウィリアムズ米NY連銀総裁やジェファーソンFRB副議長の利上げに慎重な発言を受けて、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」での10月米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ確率は25%程度に低下し、据え置き確率が75%程度まで上昇している。
また、12月FOMCに関しては、4.00-4.25%への利上げ確率は60%台になっている。
ウィリアムズ米NY連銀総裁は、年内にあと1回の利上げが適切と述べ、10月FOMCでの利上げは経済指標次第と述べていた。ジェファーソンFRB副議長も同様に、追加利上げの決定はさらに時間を要する可能性を示唆し、今後発表されるデータを慎重に見極める必要があると述べていた。
FOMCに向けて重要な経済指標である9月米雇用統計が、10月FOMCでの利上げ確率を高める内容でなかった場合は、今後発表されるデータ待ちとなり、12月FOMCに向けての思惑が錯綜していくことが予想される。
一方、米雇用統計が健全な労働市場を示唆するポジティブサプライズとなった際は、10月FOMCでの利上げ確率を高めてドル高・円安に繋がる可能性もあるだろう。攻防の分岐点である200日移動平均線158.50円や本邦通貨当局による「レートチェック」が噂されていた9月24日の高値159.04円を超えていくような局面になった場合は、本邦通貨当局によるドル売り・円買い介入の可能性に警戒しておきたい。
・想定レンジ上限
ドル円の上値目処(めど)は、159.35円(日足一目均衡表・雲の下限)
・想定レンジ下限
ドル円の下値目処(めど)は、156.64円(日足一目均衡表・基準線)
(山下)
9月米雇用統計の非農業部門雇用者数の予想は前月比+8.8万人で、8月の+16.2万人から約半減することが見込まれており、失業率は8月と変わらずの4.1%と見込まれている。また、平均時給は前月比+0.3%、前年比+3.1%と8月と変わらずと予想されており、予想を上回った場合は、賃金インフレに警戒しておきたい。
先日のウィリアムズ米NY連銀総裁やジェファーソンFRB副議長の利上げに慎重な発言を受けて、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」での10月米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ確率は25%程度に低下し、据え置き確率が75%程度まで上昇している。
また、12月FOMCに関しては、4.00-4.25%への利上げ確率は60%台になっている。
ウィリアムズ米NY連銀総裁は、年内にあと1回の利上げが適切と述べ、10月FOMCでの利上げは経済指標次第と述べていた。ジェファーソンFRB副議長も同様に、追加利上げの決定はさらに時間を要する可能性を示唆し、今後発表されるデータを慎重に見極める必要があると述べていた。
FOMCに向けて重要な経済指標である9月米雇用統計が、10月FOMCでの利上げ確率を高める内容でなかった場合は、今後発表されるデータ待ちとなり、12月FOMCに向けての思惑が錯綜していくことが予想される。
一方、米雇用統計が健全な労働市場を示唆するポジティブサプライズとなった際は、10月FOMCでの利上げ確率を高めてドル高・円安に繋がる可能性もあるだろう。攻防の分岐点である200日移動平均線158.50円や本邦通貨当局による「レートチェック」が噂されていた9月24日の高値159.04円を超えていくような局面になった場合は、本邦通貨当局によるドル売り・円買い介入の可能性に警戒しておきたい。
・想定レンジ上限
ドル円の上値目処(めど)は、159.35円(日足一目均衡表・雲の下限)
・想定レンジ下限
ドル円の下値目処(めど)は、156.64円(日足一目均衡表・基準線)
(山下)
