ニューヨーク外国為替市場概況・7日 ユーロドル、反落

 7日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは反落。終値は1.1197ドルと前営業日NY終値(1.1259ドル)と比べて0.0062ドル程度のユーロ安水準だった。フランスの政治・財政運営に対する懸念が根強い中、全般ユーロ売りが先行。米長期金利の指標とされる米10年債利回りが一時5.3624%前後と2002年以来24年ぶりの高水準を記録したことも相場の重しとなり、21時30分前に一時1.1165ドルと日通し安値を付けた。
 ただ、5日に付けた年初来安値1.1161ドルがサポートとして働くと下げ渋った。好調な米10年債入札をきっかけに米長期金利が低下に転じたことも相場を下支えした。

 ドル円はほぼ横ばい。終値は158.08円と前営業日NY終値(158.10円)と比べて2銭程度のドル安水準だった。欧州序盤は対ユーロ主導で円高が進んだ流れに沿って一時157.85円まで下落したものの、前日の安値157.77円や一目均衡表転換線157.67円がサポートとして働くと買い戻しが優勢に。米長期金利の上昇に伴う買いも入り、158.40円付近まで持ち直した。
 ただ、NY午後に入ると好調な米10年債入札をきっかけに米長期金利が低下に転じたため徐々に上値が重くなった。4時前には157.90円付近まで押し戻された。
 なお、米連邦準備理事会(FRB)が公表した9月15-16日分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では「9月会合では当局者19人全員が利上げを支持した」「大半の当局者が年内の追加利上げが適切との見方を示した」「複数の当局者は、政策は十分に景気抑制的ではないと指摘した」ことが明らかになった。

 ユーロ円は反落。終値は176.98円と前営業日NY終値(178.00円)と比べて1円02銭程度のユーロ安水準。欧州市場では一時176.55円まで売られる場面もあったが、NYの取引時間帯入ると177.00円を挟んだ狭いレンジ取引に終始した。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は方向感が出なかった。

本日の参考レンジ
ドル円:157.85円 - 158.51円
ユーロドル:1.1165ドル - 1.1263ドル
ユーロ円:176.55円 - 178.30円

(中村)
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