ニューヨーク外国為替市場概況・6日 ユーロドル、反発

 6日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは反発。終値は1.1259ドルと前営業日NY終値(1.1223ドル)と比べて0.0036ドル程度のユーロ高水準だった。来年の仏大統領選挙への立候補を表明している極右政党・国民連合(RN)のマリーヌ・ルペン氏が公表した財政構想を受けて、同国の財政運営に対する不安が和らぐと、仏長期債が上昇(金利は低下)。為替市場ではユーロを買い戻す動きが優勢となり、21時過ぎに一時1.1277ドルと日通し高値を付けた。その後1.1245ドル付近まで伸び悩む場面もあったが、下押しは限定的だった。

 ドル円は続伸。終値は158.10円と前営業日NY終値(157.91円)と比べて19銭程度のドル高水準だった。日銀が今月29-30日開く金融政策決定会合で「利上げに慎重になる」との見方から円売り・ドル買いが出た半面、米長期金利の低下に伴う円買い・ドル売りが入ったため、相場は大きな方向感が出なかった。NY時間の安値は157.92円、高値は158.22円で値幅は30銭程度だった。
 なお、佐藤日銀審議委員は共同通信のインタビューで「政策金利を段階的に調整していく方針には賛成している」と述べた一方、個人消費が弱くなることに懸念を示し、利上げ時期への明言は避けた。

 ユーロ円は8営業日ぶりに反発。終値は178.00円と前営業日NY終値(177.22円)と比べて78銭程度のユーロ高水準。ルペン氏の発言を受けて仏財政・景気への懸念が和らぐとユーロ買いが優勢となった。21時過ぎには一時178.34円と本日高値を更新した。その後の下押しも177.74円付近にとどまった。

本日の参考レンジ
ドル円:157.77円 - 158.25円
ユーロドル:1.1203ドル - 1.1277ドル
ユーロ円:177.03円 - 178.34円

(中村)
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