ニューヨーク外国為替市場概況・30日 ユーロドル、3日続落

 30日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは小幅ながら3日続落。終値は1.1330ドルと前営業日NY終値(1.1342ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ安水準だった。米商務省が発表した8月米個人消費支出(PCE)物価指数や食品とエネルギーを除くコア指数が予想を下回ったことが分かると全般ドル売りが先行。21時30分過ぎに一時1.1380ドルと日通し高値を更新した。
 ただ、買い一巡後はじりじりと上値を切り下げる展開に。米長期金利の指標とされる米10年債利回りが上昇に転じ、5.30%台まで上昇するとドルを買い戻す動きが優勢となり、5時前に一時1.1322ドルと日通し安値を更新した。

 ドル円は小反発。終値は157.41円と前営業日NY終値(157.29円)と比べて12銭程度のドル高水準だった。予想を下回る米物価指標を受けてドル売りが先行すると一時156.65円付近まで下押ししたものの、米長期金利が上昇に転じると一転買い戻しが強まった。一目均衡表転換線とアジア時間の高値157.46円を上抜けて一時157.53円まで上値を伸ばした。
 ただ、足もとで日米両政府の要人から円安けん制発言が相次ぐ中、為替介入への警戒も根強く上昇のスピードは緩やかだった。

 ユーロ円は小幅ながら4日続落。終値は178.35円と前営業日NY終値(178.40円)と比べて5銭程度のユーロ安水準。NY市場に限れば178.30円を挟んだ狭いレンジ取引に終始した。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は方向感が出なかった。

本日の参考レンジ
ドル円:156.38円 - 157.53円
ユーロドル:1.1322ドル - 1.1380ドル
ユーロ円:177.34円 - 178.57円

(中村)
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