ニューヨーク外国為替市場概況・8日 ユーロドル、反発

 8日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは反発。終値は1.1211ドルと前営業日NY終値(1.1197ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ高水準だった。原油先物相場の上昇やフランスの政治・財政運営に対する懸念からユーロ売り・ドル買いが先行すると、20時30分過ぎに一時1.1172ドルと日通し安値を付けた。ただ、米長期金利の指標とされる米10年債利回りが低下に転じるとユーロ買い・ドル売りが優勢となり、23時30分過ぎに一時1.1227ドルと日通し高値を付けた。
 そのあとは1.1185ドル付近まで下押しする場面もあったが、トランプ米大統領が「中間選挙前にイランを攻撃することはない」「イランと建設的な協議を行っている」と発言すると、WTI原油先物が急速に伸び悩み、米長期金利が低下幅を拡大。全般ドル売りが優勢となり、1.1220ドル付近まで持ち直した。

 ドル円は下落。終値は157.88円と前営業日NY終値(158.08円)と比べて20銭程度のドル安水準だった。1時前に一時158.37円と日通し高値を付けたものの、7日の高値158.51円や200日移動平均線が位置する158.53円がレジスタンスとして働くと失速した。トランプ米大統領の発言をきっかけにWTI原油先物が急速に伸び悩み、米長期金利が低下幅を広げると全般ドル売りが活発化。2時30分前に一時157.52円と日通し安値を更新した。
 もっとも、5日の安値157.44円や一目均衡表転換線157.45円がサポートとして意識されると157.96円付近まで下げ渋った。

 ユーロ円は小反発。終値は177.01円と前営業日NY終値(176.98円)と比べて3銭程度のユーロ高水準。ユーロドルの上昇につれた買いが入ると一時177.44円と日通し高値を付けたものの、ドル円の下落につれた売りが出ると176.71円付近まで下押しした。

本日の参考レンジ
ドル円:157.52円 - 158.37円
ユーロドル:1.1172ドル - 1.1227ドル
ユーロ円:176.53円 - 177.44円

(中村)
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