共和党の中間選挙大敗、FRB議長に金利策の裁量余地を与えるか

 トランプ大統領率いる共和党が中間選挙で大敗したことを受け、市場ではケビン・ウォーシュ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が政治的圧力から解放され、インフレ抑制に注力しやすくなるとの見方が浮上している。

 有権者が生活コスト高を最大関心事として政権に厳しい裁きを下したことで、FRBが利上げを実施しやすい環境が整ったとの指摘がある。同議長はトランプ大統領からの利下げ圧力を受けつつも、9月の利上げ決定などを通じて独立性を誇示してきた。政権の求心力低下に伴い、過度な干渉が薄れることで金融引き締め姿勢を強化しやすくなるとの見方がある一方、対イラン情勢緩和や関税見直しが進めば金利軌道が低下する可能性も指摘され、今後の見通しには慎重論も残る。

(越後)
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