ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、急落

 23日のニューヨーク外国為替市場でドル円は急落。24時時点では139.97円と22時時点(141.27円)と比べて1円30銭程度のドル安水準だった。前週分の米新規失業保険申請件数が24.0万件と予想の22.5万件より弱い内容だったことが分かると米長期金利の低下とともにドル売りが先行。11月米製造業・サービス部門PMI速報値が予想を下回ったことも相場の重しとなり、一時139.89円と日通し安値を更新した。

 ユーロドルは堅調。24時時点では1.0368ドルと22時時点(1.0323ドル)と比べて0.0045ドル程度のユーロ高水準だった。低調な米経済指標が相次いだことを手掛かりに米長期金利が低下すると全般ドル売りが優勢となった。24時前には一時1.0375ドルと日通し高値を更新した。

 ユーロ円は頭が重い。24時時点では145.13円と22時時点(145.83円)と比べて70銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの上昇につれた買いが入った半面、ドル円の下落につれた売りが出たため一時145.11円と本日安値を付けた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.89円 - 141.61円
ユーロドル:1.0297ドル - 1.0375ドル
ユーロ円:145.11円 - 146.14円

(中村)
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