欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、売り優勢

 18日の欧州外国為替市場でドル円は売り優勢。20時時点では129.18円と17時時点(130.25円)と比べて1円7銭程度のドル安水準だった。欧州序盤からの売りの流れが継続し、一時129.07円付近まで下げ足を速めた。市場では「日銀がいずれはさらなる金融緩和修正に踏み切るとの思惑が根強い」との声が聞かれている。

 ユーロ円も売り優位。20時時点では140.19円と17時時点(141.02円)と比べて83銭程度のユーロ安水準だった。東京市場での円急落の調整が一段と強まり、ドル円とともに140.10円台まで下値を広げた。

 ユーロドルは底堅い。20時時点では1.0852ドルと17時時点(1.0826ドル)と比べて0.0026ドル程度のユーロ高水準だった。欧州序盤からのドル売りが継続し、一時1.0872ドルと昨日高値の1.0869ドルをわずかに上抜けた。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:128.10円 - 131.58円
ユーロドル:1.0767ドル - 1.0872ドル
ユーロ円:138.21円 - 141.69円


(越後)
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