今日の株式見通し=軟調か 低調な経済指標を受けて米国株が大幅安
東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は613ドル安の33296ドルで取引を終えた。12月の小売売上高、生産者物価指数、鉱工業生産など経済指標が軒並み低調な結果となった。インフレ減速期待から買いが先行したものの、景気後退への警戒が強まりマイナス圏に沈むと、終盤にかけて下げ加速の展開。セントルイス連銀のブラード総裁などからタカ派発言が出てきたこともセンチメントを悪化させた。ドル円は足元128円80銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて260円安の26470円、ドル建てが215円安の26515円で取引を終えた。
米国株の大幅安を受けて売りに押されると予想する。弱い指標を受けて米国の長期金利が急低下しており、ドル円が130円を割り込むなど為替はドル安(円高)に振れた。きのうの日本株は日銀の緩和維持を受けて大きく上昇しており、特に序盤ではその反動が強めに出てくると思われる。ただ、日銀会合で崩れなかったことから、売りをこなした後は押し目を拾う動きが出てくると考える。米国の長期金利が大きく低下しており、日本の長期金利の上昇を警戒する必要もない。下に値幅は出ることになるだろうが、安く始まった後は下げ渋ると予想する。日経平均の予想レンジは26400円-26700円
(小針)
米国株の大幅安を受けて売りに押されると予想する。弱い指標を受けて米国の長期金利が急低下しており、ドル円が130円を割り込むなど為替はドル安(円高)に振れた。きのうの日本株は日銀の緩和維持を受けて大きく上昇しており、特に序盤ではその反動が強めに出てくると思われる。ただ、日銀会合で崩れなかったことから、売りをこなした後は押し目を拾う動きが出てくると考える。米国の長期金利が大きく低下しており、日本の長期金利の上昇を警戒する必要もない。下に値幅は出ることになるだろうが、安く始まった後は下げ渋ると予想する。日経平均の予想レンジは26400円-26700円
(小針)