ニューヨーク外国為替市場概況・24日 ドル円、3日ぶり反落

 24日のニューヨーク外国為替市場でドル円は3営業日ぶりに反落。終値は130.17円と前営業日NY終値(130.67円)と比べて50銭程度のドル安水準だった。1月米購買担当者景気指数(PMI)速報値が予想を上回ったことが伝わると、全般ドル買いが先行。アジア時間の高値130.73円や前日の高値130.89円を上抜けて一時131.12円まで上値を伸ばした。
 ただ、買い一巡後はすぐに失速。米10年債利回りが低下に転じたことで売りが出たほか、1月米リッチモンド連銀製造業景気指数が予想を下回ったことが相場の重しとなり、一時129.87円付近まで下押しした。もっとも、日本時間夕刻に付けた日通し安値129.73円はサポートされた。

 ユーロドルは小幅ながら4日続伸。終値は1.0887ドルと前営業日NY終値(1.0872ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の上昇に伴うドル買いが先行したほか、予想上回る米PMI速報値が相場の重しとなり一時1.0835ドルと日通し安値を付けたが、米長期金利が低下すると1.0889ドル付近まで買い戻された。欧州中央銀行(ECB)が大幅な利上げを継続するとの観測も根強い。
 なお、パネッタECB専務理事は「ECBは2月以降の具体的な政策について事前に約束すべきでない」と述べ、大幅な利上げ継続に慎重な姿勢を示した一方、シムカス・リトアニア中銀総裁は「賃金圧力が高まる中、ECBは利上げペースを遅らせてはならない」「ECBは0.50%の利上げを継続すべき」などと語った。

 ユーロ円は3日ぶりに反落。終値は141.72円と前営業日NY終値(142.06円)と比べて34銭程度のユーロ安水準。24時前に一時142.20円と12日以来の高値を付けたものの、そのあとは141.30円付近まで押し戻された。ドル円につれた動きとなった。

本日の参考レンジ
ドル円:129.73円 - 131.12円
ユーロドル:1.0835ドル - 1.0898ドル
ユーロ円:141.26円 - 142.20円


(中村)
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